昨日昼休みに記事を書き上げアップした「3436 SUMCO」のその後。
結果的にはほぼその日の高値2014円で引けた。
売買履歴を見直してみると、11時21分に損切りが1963円で約定している。
その前に事前シナリオが崩れていたのがわかっていたので、躊躇による数円の無駄な損失は反省点。
もうひとつの反省点はドテン買いに向かわなかったこと。
今思い返せば、2133円が理論株価だと考えるならば十分値幅があったこと、まだこの公募増資が例外であることを知らずに売り玉を握っている、あるいはさらに売り乗せている仮需が十分存在しているという感触は感じていた。
そして、損切ったタイミングでドテン買いが一瞬頭をよぎった。
前日終値近辺で底値を探りつつ売りを誘っている動きが観察されたため、そこを損切りラインに定め許容損失を計算して乗っていけば、相当に有利な仕掛けだったのではなかったかと。
まだデイトレに慣れていないこともあるが、それ以上に瞬時の判断と判断に基づくアクションが紐付いていない。
これが先天的なものなのか、後天的に身につけたサラリーマン的な保守的思考によるものなのかはわからない。
あるいは、公募増資の発表から値決め日までは売り有利という、期待値基準の偏見がアンカーリングとなって判断を曇らせたのか。
システムトレーダーを長年続けていると、期待値基準での有利さがもたらす追い風がなければ仕掛けないという行動原理が染みついてしまう。
しかし、最速で巨万の富を得ようと思えば、1年に1度のわずかな例外にベットしていかなければその実現は不可能だ。
100回仕掛けて55回勝つシステムの収束を待っていては間に合わない。
ほいみん氏は、年に一度、12月のIPOセカンダリで1年の大半の収益を得るという。
検証した方はお察しの通り、IPOセカンダリは圧倒的に買いが不利。
そこを自分で構築したシナリオによって、針の穴を通すかのように果敢に買い向かい勝利する。
今一時の、もしかしたら一生に一度の機会を100回に1回のサンプルと捉えるシステムトレーダーに、果たして密度の濃い生き方が出来るだろうか?
到底そうは思えないし、今というときを100分の1に薄める人間が、100倍の濃度で生きる人々を誘引できるはずもない。
普段コミュニケーションを取っている人達を思い出してみよう。
彼らが薄ければ読者も薄いし、彼らが濃ければ読者もまた濃い。
そして彼らもまた、読者をそのように冷徹に値踏みしているのだ。
今というときは最初で最後、一期一会の貴重な機会であり、明確な有意水準に裏打ちされた母集団における100回に1回のサンプルではない。
決して長くない、残された時間でこの気付きに到れるかどうか。
到れると信じて、貴重な4月6日月曜日午前9時を迎えよう。
【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重)73.0kg
食事)朝:なし 昼:アイスコーヒー1杯 夜:ハイボール1本、鱈チーズ1袋、ビーフジャーキー1袋、燻製チーズ1袋
運動)背筋:20回×3セット スクワット:20回×3セット
ズバッと自己新で目標にキャッチアップ。
断食の予定が、翌日相場がないので夜飲みたくなり、ローカーボなラインナップで1杯。
需要調査も14名集まり、ぴったりいい感じのタイミングで動き出したいところ。