もし無職のデータサイエンティスト兼レスポンスマーケターが日本経済新聞を読んだら

サクサク投機工学

ニートの朝は早い。

まだ肌寒い朝、近くのファミマに日経新聞を買いに行くのが日課になっている。

購読申し込みをした方が安いし、電子版も見られるのでいいのだが、毎朝のこのルーチンも悪くないので、しばらくは今のスタイルでいくつもり。


さて、仮需トレードのターゲット銘柄を広げすぎて収集がつかなくなってきたため、メインを日経新聞の投資情報掲載かつ決算がらみに絞り込む。

あとは自社株買いや公募増資などの取り組みやすい銘柄、異常な盛り上がりを見せているテーマ株などをウオッチしていく。


ユニバースを絞り込んだので、まずは決算の基本をしっかりと復習して腑に落とす。

その後、固有性を持った切り口で優位性を高めていく。


ひとつは、データからの情報抽出と知識発見の技術。

新聞はテキストデータがメインであり、データマイニングには不向きに思える。

だが、そこがエッジになり得るポイントなのだ。


整備された定量データからエッジを見いだすのは、自らレッドオーシャンに飛び込むようなものであり、まったくもっての下策である。

そうではなくて、多くのトレーダーが認知しながら非定型であるがゆえに定量的なモデルに落とし込めないデータを自ら生成していく。


そうすることで、トレーダーの脳内に短期刺激として格納されながら、誰もその法則性を明示的に認知していないブルーオーシャンの狩り場が目の前に広がるのだ。


もうひとつは、その流れを組んでのレスポンスマーケティングからのアプローチ。

紙面の内容を要素分解し、各々の単体ファクターが、刺激を受けたトレーダー集団にどのように効果を与えるかを検証する。

要素の主効果および交互効果が見いだせれば、相手が脊髄反射集団なので、再現性と堅牢性が担保されたシステムが構築できる。


日経新聞を読んでいる人を馬鹿にしているのではない。

人間は、ひとりひとりは知性と理性を持った生き物だったとしても、集団になれば刺激に反応するだけの動物に成り下がる。

この特性を理解し活用していく。


ということで、週末を使ってテキストデータを名義尺度、順序尺度の水準でカテゴリデータとして整備してみた。

あとは判別モデルをいじりながら、リターンとの関係性を探り当てていく。


データサイエンティスト兼レスポンスマーケターの技術がトレードの世界でどこまで通用するか。

緊張感のある未開のチャレンジは、いくつになってもワクワクしてしまうな!



【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重)73.0kg
食事)朝:チキンサンド2切れ 昼:カフェラテ1杯 夜:焼酎1本、ビーフジャーキー1袋、煮卵2個、照り焼きチキン1個、食パン2枚
運動)腹筋:20回×3セット 腕立て伏せ:20回×3セット


夜中空腹に耐えられず、食パンをつまみ食い。
心地よい空腹と苦痛の空腹の判別分析がいまだできていないな。
将来のあるべき自分を見失いそうなとき、ドカ食いの衝動に駆られる気もするので、しっかり未来を見据えていかないと。