デイトレ損失記録更新!:知れば知るほど知らないことが湧き出てくるトレードの面白さ

6月初日。

ポジション量を引き上げた途端、いきなりの損失スタート。

損失額では過去最大を記録した。


気付きも反省も多々あった一日だった。


まず考えなければならないのが高勝率が続いたことによる弊害だ。

人間は頻度主義に基づいて学習する。

昨日まで高頻度で連続して起こった事象は今日も起こると考える。


利益をあげるというポジティブフィードバックを毎日受け続けることで、いつしか“何をやっても勝てる”と思い込んでしまうのだ。

その思い込みが調査における銘柄の評価を甘く見積もり、必然大負けを喫する。


人間は、喜びや楽しさのようなポジティブフィードバックを1としたとき、悲しみや辛さのようなネガティブフィードバックを2.5で感じる。

したがって、精神的中庸を保つ勝率は70~80%程度が適当となる。

50%を割り込んだり、90%を超えてくると、今回のようにバランスを崩す。


意図的に負けることは当然しないが、損切りのタイミングをコントロールして勝率を収束すべき値にもっていくのはありかもしれない。


他の気付きとしては、並列で走っているシナリオを明確に認識できたこと。

言われれば当然のことなのだが、ひとつの銘柄の株価はひとつのシナリオだけに基づいて変動しているわけではない。

当然様々なシナリオ、言い換えれば目的の異なるトレーダーの塊が混在しぶつかり合って今の株価を形成している。


ならば、自分が収益源としているシナリオの調査と平行して、他のシナリオもしっかり調査してクリアなイメージも持っておく必要がある。


これに気づけたのは、TA氏の教材特典であるkeishiki氏の株主優待を逆手に取ったトレード手法を事前に視聴していたから。

株主優待デイトレ

もはや特典レベルの内容ではないこの超絶コンテンツは、TA氏の講義を受講した方のみに配布されるので、該当者はいましばらくお待ちを。

この認識を腑に落とせたなら、一生ものの宝となろう。


あとは、単純な決済ミス。

4000株損切りすべきところを400株しか決済しておらず、残り3600株は株価が上昇してしまったところで気付き、傷口を思いっきり広げてしまった。

ポジション量が増えたことで少し動揺していたのかも知れない。


救いとしては、実需スイングのポジションがしっかり利益を出してくれていたため、トータルの傷は比較的浅くて済んだこと。

エッジや時間軸の異なるトレードを平行して運用する面倒くささを受け入れてきたことがここに来て活きた。


さて、明日からは再度気を引き締め、今日得た気付きを活かし、そしてあせらず損失を取り返していこう。