シナリオ構築のための基礎調査の分担作業構想:ひとりの限界を感じる決算繁忙期

8月は幸先良く2連勝スタート。

先月からベットする金額を1.5倍に引き上げた効果もあり、利益の額もしっかり取れている。

心理的にもまだ大丈夫な金額なので、自分の底が割れていないなと、ホッと胸をなで下ろす。


調子が良いのは、決算期による歪みの大きな銘柄が選び放題な状況であることが大きいだろう。

決算スケジュール

7月の苦しんでいた時期は、サプライズ感のあるリリースやニュースが少なかったので。


だが、当然のことながらひとりですべてのリリースに目を通して精査するのは不可能に近い。

ニュースシステムによって効率化は図っているのだが、それでも深く読み込めずに、落ちているお金をみすみす見逃しているような銘柄が山ほどあるだろう。


特に、見た目は地味であまり注目されていないにもかかわらず、腰の入ったシナリオが走り出しているような銘柄。

今のトレードスタイルでは、当日大きく動いてイナゴが飛びつくことが前提なので、そのような動き出しが読めない銘柄まで手が回らない。

検証チームなどで事後的に検討すると、これは絶対に買いしかないという銘柄があったりする。


今後資金が大きくなることを考えると、少しでもマーケットインパクトを小さくするために、多くのエッジにベットすることを余儀なくされる。

今のような機会損失は資金の増える速度にも悪影響を及ぼすはず。


一番よい解決方法は、多人数での調査分担だろう。

なにかしらのチェックリストを共有し、基礎的な調査を手分けして実施する。

作成された、エッジが含まれていそうな銘柄リストから各自が深掘りしていけば、格段に効率が高まるだろう。


今週からスクール生にも毎日1銘柄のシナリオをチャットワークで共有するタスクを課している。

今は数稽古をやる時期なので、無駄な試行錯誤を色々やって欲しい。


その後、より効率的に強烈なエッジを見つけるために、お互いが重複している作業を省く体制ができればベストであろう。


9月からはニュースシステムにかかる費用を参加希望者で按分する予定なので、それに合わせて参加者コミュニティで何かしら考えていければ。

もちろん、随時事例検討会なども実施したいと思うので、相互コミュニケーションによって技を磨きたいスクール生は是非ご参加あれ。