本日は仮需トレード改めレスポンストレードが久々に会心の出来だった。
仕掛けたのは「1976明星工業」、「3663ボルテージ」、「8175ベスト電器」。
その中でも白眉だったのがベスト電器だ。
我が検証チームの天才プログラマが作ってくれたニュースシステムでニュースをチェック中、前日のPTSランキング3位のこの銘柄が目に飛び込んできた。
早速IR・ニュースを調べてみると、株主優待制度の拡充だという。
内容を見てみると、今まで500株~1000円割引券5枚が100株~に変更になった。
前日の株価が144円で100株単位なので、14400円で5000円分の割引が受けられ、一見コロワイドも真っ青な優待利回り35%のモンスター優待に見える。
だが、よくよくこのリリースを読み込んでみると、下記の記述が目に付いた。
“※株主ご優待券は、1回のお買上金額10,000円(税別)以上につき、10,000円(税別)ごとに1枚ご利用できます。”
つまり5000円分の金券ではなく、実質10%割引券なのである。
ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店を利用したことがある方ならわかるだろうが、通常10%ポイント還元はデフォなのだ。
いや、10%は最低限であり、15%、20%還元の場合さえある。
常識的な頭があれば、ほぼ無価値の優待だということがわかる。
あえて値段を付けるなら、ヤフオクの落札金額が参考になるだろう。
5枚セットで400円て・・・。
さて、当日のチャート。
ストップ高194円を一瞬付けた後は、1日中スルスルと落ちる一方。
ま、我に返れば当然そうなるだろう。
無価値、すなわちゼロのものに何を掛け合わせたところでゼロなのだから。
ただ、この脊髄反射狩りのレスポンストレード。
キモとなるのは優待内容ではなく、実は別に存在する強力なファクターなのだ。
それに気づいたトレーダーは、ストップ高で、女房を質に入れたお金を使ってでも思いっきり売ることが出来る。
トレードスクール第七期の第三講「投機と投資/実需と仮需」では豊富な事例を交えて、このようなレスポンストレードの技を披露したい。
だが、このトレードに到るためには表層的な技術だけでは不十分。
汎用的なスキルにするためには抽象化の思考が必要で、それは第一講のカリキュラム。
仮需の脊髄反射の原理を理解するには認知心理学の理解が必要で、それは第二講のカリキュラム。
演繹的に定性シナリオを組み立てるにはフレームワーク思考が必要で、それは第四講のカリキュラム。
局所的な定石としてのパターン化にはデータからの情報抽出の手法が必要で、それも同じく第四講のカリキュラム。
このように、最終的に表出する売買の真の随まで深く深く根を張っていく超体系化カリキュラムを実現する予定。
いよいよ明日、需要調査協力者向け先行入札が、明後日、メルマガ登録者の一般入札が開始となる。
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