労働市場のレジームを感知しスイッチする:現代の労働者のあるべき立ち回り方(1)

書籍:チャート分析の真実 吉見俊彦

現在、メルマガ限定コンテンツを随時追加している。

夕凪さんとの対談に加え、そこで出てきたトレードに役立つ内容を自分なりに深掘りして動画解説を盛り込む予定。

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さて、現在までに設定している、夕凪さんとの対談第二回を聞いていての一番のキーワードは「レジームスイッチ」であろう。

一般的にはレジームスイッチングモデルとも呼ばれる。

詳細はメルマガの方で解説するが、簡単に説明すると、何かしらの判断基準に基づいて相場状況を判断し、それに適合したトレード戦略を実行するというものだ。


この考え方は、我々の労働のあり方に関しても有用な示唆を与えてくれる。

現代はすで情報経済が物理経済を圧倒的に凌駕している。

したがって、現物を生産する労働に支払われる報酬は、再生産コストぎりぎりまで低減する。


一方で情報にうまく価値を付与してレバレッジを効かせた労働は、青天井の報酬を目指すことが出来る。


毎度おなじみ天才DRM青年も、情報ビジネスは“超ぬるい”業界だと言い放つ。

口の悪い彼の言をそのまま引用する。

“この業界はマジで雑魚ばっか!!お前ごときが月収300万も稼ぐかぁ~!という雑魚がうようよしている。40人のクラスで下から4番目レベルの脳みそしかねぇくせによ!!”


確かに、情報を売る業界の人間のレベルはお世辞にも高いとはいえない。

読者がサラリーマンなら、その会社で見所のある、30歳で年収800万を稼ぐ人物の方が遙かに優秀だ。

仁知勇を兼ね備えたその人物は、クラスで3本の指に入っていただろうが、稼ぎの額では、下から4番目の人間に遙かに劣る現実が今確かにある。


現代において、優秀なはずの彼が見落としてしまったもの、見えていないものはいったい何なのだろうか?