周囲に存在する無限の学びの機会:温故知新で自分のトレードとの共通性を抜き出す

淡々トレードで淡々と利益を積み上げる。

株 累積損益グラフ

が、ときおり表出するギャンブルをしたくなる衝動や、新たな知識欲にあらがい続けるのは、想像以上にきつい。


つい最近も、うねり取りの情報商材を買ってしまった。

自分が取り組んでいるスタイルは林輝太郎氏が批判する高値ブレイクの順張りなのだが、購入した動画を眺めていると、本質は同じなのだと気づく。


うねり取りは分割ナンピン逆張りでポジションを作る。

しかし、よくよく観察していると、収益は一定期間続くトレンドがもたらしているのだ。


変動感覚によって何の感触を確かめているかといえば、トレンド発生の胎動なのである。

自分の場合は、それを高値ブレイクによって明示的に捉えているだけ。


うねり取りでも逆に動けば損切りしたり、ツナギを入れてデルタを縮小させる。

自分の場合はサポートを割れば翌日の寄りつきでぶん投げるだけ。


推奨されている分割売買の本質は、時間によるリスク分散だ。

自分の場合は、それを銘柄数で分散しているだけ。


他人の手法、古い手法を頭ごなしに批判するトレーダーは多い。

だが、共通性を抜き出して自分の技術を昇華させる機会を自ら捨てるのはあまりにももったいない。


本物を感じるトレーダー、時代の考証を経たトレード技術に出会ったなら、自分の技術と照らし合わせて共通性を見いだすクセをつけてみよう。

さすれば、どんなステージにいても気づきは得られるし、学びの機会を無限に手に入れられるだろうからな。