ダウの犬投資法:異なるトレーダーの共通性からエッジを見出す


「ダウの犬」という投資法がある。

1991年、ファンド運用会社の経営者であるマイケル・オヒギンズが提唱した投資法だ。


この投資法はいたってシンプル。

NYダウ指数の構成銘柄30種のうち、配当利回りの高い上位10銘柄を等しい資産配分で買い、1年ごとに再評価を行って銘柄を入れ替える。


配当利回りは配当÷株価なので、配当が一定の場合、一時的な株価下落により利回りは高くなる。

配当を出す銘柄なのでファンダメンタル的な問題ではなく、一時的な需給により株価が下落したと考えられる。

したがって、そのタイミングを突っ込み買いする、いわゆる逆張りの思想に基づく。


これが、1957年から2006年までの50年間、配当再投資後のリターンで、年平均+14.1%と、ダウ平均の+11.9%を上回っているという。


だが、期間を変えて1996年から2011年で日経新聞社が検証したところ、4勝12敗と大きく負け越しており、平均リターンも負けていた。


さて話は変わるが、この発想は例のカリスマトレーダーの提唱するリターンリバーサル戦略と共通の思想を内包していることに、記事を書きながら気が付いた。

彼のDVDをお持ちの読者は、それを踏まえて再度見返すと新たなる発見があるだろう。

こういう見返して学び返せるトレーダーは稀有なので、是非また表舞台に出てきてほしいところ。


ヒントは「データの尺度」。


答え合わせはまたいづれ、どこかの機会にて。

それまで頭をフル回転して考えてみよう。




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