オプショントレードの妙味:上がっても利益、下がっても利益のポジション組成

ストップ高を掴む方法

運用スタイルがあらかた固まり、大半をルーチン作業に落とし込めた。

脳内のキャパが空いたので、ツイッターアプリを再度ホーム画面に移動して閲覧再開。


毎日いろんな気づきを与えてくれる良質なつぶやきが多いが、自分の脳内に混乱を来さないように細心の注意を払わねば。


先日、先物・オプション関連で面白いツイートが流れてきた。

先物・オプション市場を主戦場としているプロのつぶやきだ。


たとえば、日経平均が500円下がると見通したとする。

この場合、多くのトレーダーの発想は、“先物を売る”だけ。

ラージ1枚売って50万円を取って終わり。


しかし、オプショントレーダーであれば、その利益を最大化できないかという、いろんな着想が出てくる。

彼曰く、たとえばオプションを使って、500円下がったときに70万円利益を出し、200円上がったときに15万円の損失を出すポジションを組めたとする。


このポジションにラージ1枚の“買い”を当て込めばどうなるか。

500円下がると20万円利益(70万-50万)、200円上がると5万円利益(20万-15万)という、株やFXのプレイヤーには、にわかに信じがたいポジションを作ることが出来るのだ。


先に500円下がると“見通した”と書いたが、別にどちらに転んでも利益になるので、必ずしも“見通す”スキルは必要ないことがわかる。

見通せればまあ有利だけど、なければないで、ポジション組成の技術によって十分ご飯を食べられる。


オプションは“上がるか下がるかを当てなければ!!”という、株やFXの初心者が陥る思考の罠を解放してくれる。

そして、勉強と練習によってその技術を高められるため、少し複雑な数式を好むシステムトレーダー向きだと思う。


自分も先々、小型株では資金をもてあます状態になったら、再度先物・オプションの世界に舞い戻るかもしれない。

そのときを見据えて、今は余計なことをせずに、淡々とルーチンをこなしていきたい。