月収数百万のメンバー達と関わっている中で、思考回路の違いを感じる瞬間がある。

最大かつ本質的なものは、お金を使う際の、その先に見えているものの認識の違いだ。


メンバーや先生とのディスカッションの最中、「このツールや商品を使ってみたらこういう点でよかった」との話題が結構出てくる。

そして他のメンバーはその対象の説明ページをざっと眺めて、「よさそうですね」と言って躊躇なく商品購入ボタンをクリックする。

時に数万円の商品が話題に出ても、彼らの行動には一切のブレがない。

即ワンクリックバイ。


私は最近まで労働搾取の末端に居座るサラリーマンだったため、やはり1万円を超える商品の購入には慎重になってしまう。

ユーザーレビューだけでなく、価格コムや個人ブログでの評価などを調べるのは常識だと思っていた。

このような購買行動を実践する者を、世間では「賢い消費者」と呼ぶ。

そう、私が見ている商品は「消費」する対象だったのだ。


富豪への階段を高速で駆け上っている彼らにはどう見えているのか。

「投資」の対象である。