トレーダー仲間を得る真の意義:「解の存在問題」を簡単に解決してくれる環境に飛び込もう

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“トレーダー仲間は必要か?”というツイートが流れてきた。

曰く、“出来ることが実際に可能だと知ること”の意味が最も大きいという。


自転車の例を引き合いにこうも語っている。

自転車を見たことがない人間にとって、2輪しかないこの乗り物に乗って移動することは不可能にも思える。


しかし、自分とたいして変わらない人間が目の前でその乗り物を乗りこなしていたならどうだろう。

きっと、やりようによっては乗れるのだと思えるはず。


自分のトレードスクールの意義のひとつもそこにある。

「解の存在問題」が既に解決されている環境に身を浸す行為は、思いの外その後のスキルアップに大きく寄与する。


最近のトレードスクールは特にレベルの高い生徒が集まってくるため、授業や飲み会での会話を通じて、解の存在問題が簡単に解決される。

一部の異次元トレーダーを除けば、多くは自分と大して変わらないステージにいる人物、あるいは地続きの先にいる人物であることがわかるだろう。


ならば、やり方や意識の向け方を補正すれば、儲けられるトレーダーになれるのではないかと希望を持って日々の課題やトレーニングに打ち込めるようになる。


人間はそんなに強くはない。

独力で稼ぐ技術に到達できるトレーダーはごく一握りだ。


自分もそう。

ひとりで取り組んで全く利益を出せなかったとき、“株の値動きはランダムなのではないだろうか・・・”と解の存在に対する疑念が常につきまとっていた。


それを、師匠やスクールを通じた仲間との出会いによって、“勝つ方法がある”ことを腑に落とせた。

そこからはとにかく原理原則に則って努力あるのみ。

努力の先に独力で稼げる自分をクリアにイメージできたから、成長の日々がとても楽しく思えた。


もし読者が孤独が原因で思考の堂々めぐりを続けているのなら、とにかく外に外に意識を向け、リアルな世界での積極的な出会いを求めていこう。

その意識の先にはきっと、自分と大して変わらない思いの外沢山の人間が既に自転車を乗りこなしているはずだから。