練習によって上達することに時間を使う:無駄な時間を浪費してきたことの後悔

業績予想修正データ


練習によって上達することに時間を使う。

こちらも最近意識している。


初心者の頃を思い返すと、確かに逆のことに時間を費やしていた時期が長かったように思う。


たとえば株価データの全数検索最適化によるシステム検証作業。

こんなものは一度やって株価データに内包される情報の限界を知ればそれで終わる話だ。

そこに永久機関のようなシステムが存在すると考え、不良時代の三井寿のごとく、何年もの時間を無駄に費やしてしまった。


こういった作業はひたすら横滑りするだけで積み上がっていかない。

上達するのはプログラミング技術やエクセルの使い方だけ。

利益を出す技術とはなんら関係がない。


“儲かるシステムの探索”ではなく“損益の出し方”に意識を向けることで、日々のトレードからのフィードバックによって必ず何かが積み上がる。

ランニングで足腰を鍛え、スイングの練習によってヒットの確率を高めていける実感。

この実感こそが、筋肉質なトレーダーを養成する。


もうこれからの時間は無駄にはできない年齢になった。

気づけて本当によかったと思う。