幹と枝葉を見極める:サラリーマントレーダーが専業並みのパフォーマンスを出す思考法

株式教材動画

来年1月5日が新しい会社の入社日となる。

いろいろと整理すべきことを整理して、心機一転、新しい環境で頑張っていこうと思う。


トレードに関しても、今までと同じ熱量で取り組むつもりではあるが、現実問題としては、取り組みに使える時間は限られてくるだろう。

それをネガティブに捉えず、むしろ時間が限られる状況を逆手に取ることを考えてみる。


就業中は、意識がトレードから引き離される。

自己関与の小ささは、今のスイングトレードのスタイルにとってはプラスに働くと考えている。


場中は何もやることはない運用にしているので、株価の動きに一喜一憂する意味は何もない。

意識を引き離すことに意識を集中させる。

日々の仕事を通じて、そんなテーマを自分に課して取り組んでいければ一挙両得だ。


トレードの運用にかける時間は、最大でも1日2時間が限度だろう。

仕事だけでなく、子供や家族との時間も大切にしていきたいので、できれば1時間で終わらせたいところ。


そのためには、今よりも一層、何が幹で何が枝葉かを見極める必要がある。

太い幹に集中して、枝葉は大胆に切り落とす。

それでも十分なパフォーマンスが出せることをお見せできれば、サラリーマントレーダーの読者にも励みになると思う。


実は現在の銘柄選定にかけている時間は、1銘柄10秒もかかっていない。

判断材料はオリジナルのニュースシステムのデータのみで、判断は3秒で終わり。


既存の銘柄のメンテナンスも同じくらい。

そこはほぼルールに従うのみで何も考えないという徹底ぶり。


意識を集中し、時間をかけている幹は、グローバルな資金の流れだ。

Evernoteに判断材料を整理して、通勤時間などを利用して深く深く考える。

この思考は5年後、10年後に大きな果実をもたらす、積み上がるトレーニングになると思っているから。


時間がないから、仕事が忙しいから、今はバタバタしている・・・・。

そんないいわけばかりを、恥も外聞もなくまき散らす大人は驚くほど多い。

彼らの一生は、何かを本気で突き詰めることなく終わることだろう。


仕事も家庭もトレードも、すべて上質に仕上げる。

幹と枝葉の見極めに意識を集中できたなら、全然やれると思うけどね。