人間の強みを活かす並列分散処理(2):神からの啓示の降り待つためのメソッド

日経CME終値

人間の並列分散処理能力を活かす際に重要なのは、インプットされるひとつひとつのデータに対して個別判断を行わないことである。

個別判断を行うと、下記のような直列な逐次処理になってしまうからだ。

移動平均が上向き→個別判断:買い(累積判断:買い)→外国人が売り越し→売り(中立)→騰落レシオが80%以下→買い(買い)→業績好調→買い(強い買い)→ゆえに「強めの買い」


これでは評価関数が個別データの足し引きのみに限定されてしまう。

人間の脳はスーパーコンピューター「京」も及ばない超高次元の関数近似を得意とするのに、手元のパソコンで数秒で近似可能な原始的な関数に制約しているという・・・。


システムトレーダーは何やら難しそうな処理をやっている気分の代償として、自らに大リーグ養成ギブスを装着しているのだ。


ということは上記の逆をやればいい。

質を担保された個別データを同時かつ大量に脳にインプットする。

現実的には同時とはいかないだろうから、意識して個別データに対する判断を保留してインプットしてみよう。


インプットした後もできるだけ判断を先送りして、漬け込んだ大量のデータ群の発酵を待つ。

可能であれば寝る前のインプットがオススメだ。


翌朝、最後の仕上げとして瞑想の時間を15分取り、脳(評価関数)のデフラグを行う。

そして、降りてくる啓示を受け取るのだ。


人間に出来て機械に出来ないことは何か。

未来を想像し創造する。

これは人間が神から先天的に与えられた最強の能力であり、機械が後天的に習得するのは不可能だと考えている。


ならば、その最強の能力を活かすための日々の所作とはどうあるべきかを考え抜くべき。

我々の最重要課題である質の高い売買判断であれば尚更ではないかな?