デイトレ玉を合理的にオーバーナイトする手法:日々のトレードスキル向上を楽しむ

会社四季報記事スクリーニング

7月の借金は先週末で完済完了。

スイングポジションのTPP関連銘柄が吹いたので、ドローダウンから2日でチャラまで回復した。

今日はちょい負けだったが、7月を利益勘定に持っていくための反撃体勢は整った。


日々自分のトレード技術が洗練されている感覚は心地よい。


たとえば、先週実践し始めたのが、デイトレ玉を想定理論株価まで引っ張る手法。

今まではデイトレとしてはっきり区切りを付けるため、1日で必ず決済していた。


ただ、そのデイトレ玉を事後的に観察していると、前日下げきれなかった銘柄がかなりの確度で落ちて行く様子が見て取れた。

要するに、組み上げたシナリオは十分納得のいくものでありながら、IRやニュースの情報が1日で消化しきれていなかったのだ。


想定理論株価から十分に離れていて、かつシナリオに自信があるなら、オーバーナイトのリスクを取る価値はあるだろうと考えた。


このやり方には別のメリットもある。


毎日デイトレ用の銘柄を必死に探しても、やはりビビッとくる銘柄は1日1~2銘柄くらいが、今の自分では限界。

ゼロの日などは、つい微妙な銘柄に手を出してしまう。

自分の残された時間を考えるあまり、どうしても機会損失の方を恐れてしまうのだ。


オーバーナイトで理論株価まで引っ張れば資金効率も高まるため、薄いエッジにベットして自己嫌悪に陥ることも少なくなるだろう。


オーバーナイトといっても、スイングポジションは基本デルタロングに構えているので、結果的にはロングショートの形になる。

よって、ベータリスクを殺しアルファのみ剥き出しにできる、という美しさもある。


取り組み自体にはしっかりしたエッジがあると確信を持っているので、小手先のテクニックは思いついた順にどんどん試していくべし。