HighFAI検証チーム第四期キックオフミーティング:日付をまたいだ事例検討会

昨日は検証チームのメンバーとのスカイプによるキックオフミーティング。

当初は今後やることを固めるだけの予定だった。

だが、事前に投稿を促すと、メンバーから山のような書き込みがチャットワークに溢れてしまったので、急遽事例検討会に切り替えた。


まずは自分の方からヘリオス上場に絡む大勝負のための仮説を説明し、皆の意見を伺う。

基本的にはその仮説でOKだったので、勝負の日には気配をガン見することに。

さらにアドバイスとして、もうひとつ別のタイミングでの仕掛けが可能だということだったので、そこでも注視してみよう。

自分の方からは他にエイベックスのシナリオ、増配に対する仮需と実需のスタンス、自己資本と株主資本で気をつけるべき点など。


圧巻は現役ディーラーKeishiki氏のパート。

なんと、彼が先週実際に売買した銘柄とそのトレードの根拠を惜しげも無く資料にまとめてくれていたのだ!

それを詳細に解説してもらいうという、トレーダー垂涎の贅沢な時間。


加えて、Keishiki氏もまだ完全な理解に到っていないという複雑な新株予約権に関わる部分を、別の会計に精通したメンバーがガッツリ解説。

1916日成ビルド工業 新株予約権

両者のディスカッションに自分もちょっとだけ茶々を入れて、完全なるシナリオが完成した。


このシナジー効果はマジで半端ない!

ひとりだと完全に袋小路に陥って諦めてしまう場面でも、別のプロフェッショナルの視点からはサクッと簡単に答えが出てくる。

それらの完成されたパーツを、再度みんなで組み上げることで洗練されたシナリオが描かれていく。


このシナリオ構築のプロセスは、大げさではなく感動さえ覚えた。

これだよこれ、自分が本当に体験したかった集合知による知識発見は。


他には、プログラマのメンバーと経営者のメンバーで、以前積み残し課題がいろいろあった業績予想修正の検証を再開することに。

実際に売買した感覚を元に、再度新たなファクターを考えてもらい、それに必要なデータをプログラマに抽出してもらう。


来週基本的な検証結果が出たなら、それを全メンバーで考察し、こちらもさらなるシステムの洗練を試みる。

あるユニバースでは、次の業績予想の手前で掉尾の一振が起こっていたので、そこも高精度で判別したいところ。

二人の鼻息はすこぶる荒い。


最後に、もうひとりのプログラマのメンバーとニュースシステムの開発について議論した。

使い込むうちにさらなる機能が欲しくなり、実行の難易度は完全無視で、自分とKeishiki氏とで要望を投げまくった。


なんといってもプログラマの彼は幾多のデスマーチをくぐり抜けてきた百戦錬磨のつわもの。

弱音を吐くようなことは一切無い。

涼しげな受け答えで優先度をサクサク決めながら上から順に実装してくれるという。


是非彼にも仮需トレードの恩恵にあずかって欲しいものだ。

今回の検討会で、ガチで儲かる銘柄と売買ポイントが山ほど飛び出したので、あとは興味を持って貰えるかどうかだな。


気がつくと、21時に開始したミーティングも0時を過ぎていた。

皆まだまだしゃべり足りないくらいの熱量を発していたが、さすがに翌日は月曜日なので残りは来週のお楽しみということで。


やりとり自体はチャットワークで随時やっていくので、お互い遠慮無く自分の仮説や考えをぶつけていこう。

自分なりの考えを持ってさえいれば、それは残りのメンバーにとって高い価値がある。

レベルの高低を気にせず、遠慮なくドンドン投稿して欲しい。


いやー、やっぱ超楽しいね、一流のスキルと極上の熱量を持った仲間達とのディスカッションは!