誇りあるコピペシステムトレーダー:価値の源泉を放棄して富を得ようとする人達

苫米地英人から株式投資の神髄を学ぶ

イベント以外に、仮需トレードの対象とした銘柄のうち、強烈な実需の買いを感じた銘柄も仕掛けている。

TOPIX組み入れのパッシブファンドの買いや株主優待の個人の買いといった明確な根拠はない。


仮需が明らかに蓄積されて売られているのに、それを遙かに超えて買って来ている実需の存在を感じてベットする。

ただそれだけ。


仮需トレードの技術を高めると同時に、野生の感性を呼び覚ますいいトレーニングになっている。


我々システムトレーダーは、できるだけ売買の判断基準を明文化しようとする。

誰が読んでも同じ解釈が可能なレベルまでクリアでなければ、それはシステムと呼ばないとさえ考えてしまう。


たとえば今、出来高の急増を仮需蓄積のひとつの判断基準としている。

ここで、誇りあるシステムトレーダーからは当然“急増”とはどの程度の増加なのか、明確な説明が求められるだろう。

“過去1ヶ月の平均出来高の2倍”、“過去3ヶ月で最大の出来高”、“前日比で5倍以上”などが彼らの欲求を充足させる答えだ。


もし、“それは状況による”などと答えれば、なにやら汚物を見るかのごとき視線を浴びせかけられる。

かつての自分がそうだったからその気持ちはよくわかる。

彼らのあやふやな弁明は、自信のなさの表れであり、実際には儲けていないエアトレーダーの証左なのだと。


かつて天才DRM青年のコンテンツマーケティングの講義を聴いていたとき、彼は常に明確な答えを避けてきた。

外堀を少しずつ確実に埋めてくれるのだが、肝心な答えを明言しない。

曰く、“自分なりの答えはもちろんあるが、それは所詮私の解釈である。もしそれを明言してしまうと、受講者の思考の幅を狭めてしまうだろう。他者との差異のみがコンテンツの価値を生み出すのに、答えを明言し皆が同じ解釈になってしまえば、それは受講者を価値を生み出さない人間にしてしまうことを意味する。いったい何のための講義なのだ。だから私は決して答えを明言しない。”


賢明なるシステムトレーダー達は今日も、一片の曇りなき明確なスクリプトに落とし込めるトレードシステムを探し求めているのだろう。

言い換えれば、それは“コピペ可能なシステム”である。


それでどうやって他者との差異を生み出そうというのだろう?

他者との差異のみが価値の源泉であり、富を生み出すシステムの必須構成要素だというのに。

いったいどうやって・・・。


【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重)75.3kg
食事)朝:なし 昼:コーヒー1杯 夜:玉こんにゃく1袋、カツサンド2切れ、厚揚げ1個、納豆2パック、白菜漬け1袋
運動)背筋:20回×3セット スクワット:20回×3セット

さすがに普通にしていては落ちなくなった。
究極の断食ダイエットをどこでしかけようか・・・。