レスポンス広告の原理を仮需デイトレに活用する(3):偏差値41で勝つトレード術

インターネット全盛の今でも、新聞やテレビなどのオールドメディアの影響力は依然強い。

個人がコンテンツを簡単に作れるようになったことで、逆に取材力や番組制作能力の勝る巨大メディアとの差を明確に認識させられるのも事実。


そのインパクトを仮需トレードに利用する場合、内容だけでなく“どのように表現しているか”も注目しなければならない。


見出しに“過去最高益 今期増配へ”と出れば仮需は買いに走るだろうと想像できる。

だが、実体は直近QonQで前年同期比マイナスに転じていたらどうだろうか。

この場合、仮需買い、実需売りの、売りで取るには理想的な型に入る。


逆に、見出しに“過去最高益も直近四半期は前年同期比マイナス 市場の縮小傾向に歯止めがかからず”と書かれていたらどう感じるだろうか。

脊髄反射する仮需はわずかな不安要素にも敏感なため、買いを躊躇するに違いない。

まさしく、タウリン1000mgかタウリン1gかの違いを感じ取ることが決定的な差となる。


実体の精緻な調査は一流のトレーダーなら誰でもやるので、なかなか差はつかない。

しかし、一流トレーダーでありながら一流レスポンスマーケターである人間は皆無である。

だから、仮需トレードに参入する際、激戦区の板読みで攻めるのではなく、ブルーオーシャンのレスポンス広告の知識を持って攻め込むのだ。


レスポンス広告は100年にわたり研究され続けており、学ぶべき要素は多岐にわたる。

効果的な数字の使い方、フォント形式やそのサイズ、イメージをかき立てる文体、喜怒哀楽を誘発する画像のコントラスト、意図を持ったグラフの見せ方、好感度を引き上げる人物の写真、視線の流れによるレイアウト内の優先度、などなど。


定量的な検証が難しいだけに、システムトレーダーはまず参入してこない。

レスポンス広告を実地で学んできたトレーダーもほぼ皆無なのだから、基本的な要素の判断ができれば勝てる。


デイトレに板読みという偏差値70の世界で戦うのではなく、レスポンス広告という偏差値40の世界を独自に開拓する。

勝つ側の人間の思考とは古今東西そういうものだ。


紀伊國屋書店では、投資コーナーではなく、恐らく読者が一度も足を踏み入れたことのないマーケティング・広告のコーナーに立ち寄ってみよう。

フィリップ・コトラー、電通鬼十則、神田昌典、宣伝会議、ジョン・ケープルズ、ランチェスター戦略、糸井重里、消費者行動論、阿部花次郎、エスキモーに氷を売る方法・・・。

そこで感じる違和感こそが、他者との差異であり優位性を確立する聖杯なのだから。


【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重:76.6kg
食事:朝:粉末青汁1杯 昼:コーヒー1杯 夜:豆腐1丁、こんにゃく1丁、焼き鳥1個、キャベツ半玉、焼酎1杯、チョコ4粒
運動:背筋:20回×3セット スクワット:20回×3セット


夜は腹持ちのいいものを食べないと、翌日幽体離脱気味になってきた。
ということで、炭水化物を避けてこんにゃくと焼き鳥を食べてみる。
チョコはこの時期限定なのでご容赦を・・・。