基本環境におけるリターンの状況を把握する作業が意外と時間がかかりそうだったので、15:00にいったん全員のデータを集めてまとめてみた。
サンプル数が少ないため結論を急ぐべきではないが、事前仮説に近いリターンの形状が見て取れた。
こういう手入力による地味な検証作業は、最初のサンプルで結果が出るとモチベーションが上がってくる。
今回の一部指定における時間的なポイントはやはり意識されているようだ。
その後、各自が持ち寄った一部指定に関する仮説を検討。
まず、各々の最も自信のある仮説をひとつずつホワイトボードに書き出しながら、解説してもらう。
自分的にはこの時間が今回の集合知トレーディングで最も楽しかった。
メンバーには事前にプレッシャーをかけていたため、切れ味鋭い仮説がたくさん集まってきた。
また、その仮説にいたる思考プロセスも自分にはない考え方から導き出されており、聞いているだけで死蔵していた脳細胞が沸き立つのがわかるのだ。
続けて残りの仮説を題材にフリーディスカッションを行い、記述されていない仮説にも話が広がる。
このような思考プロセスは一人では絶対に経験しえないし、検証ツールによるワンクリック最適化が不毛に感じるほどの貴重な体験だ。
後日、その雰囲気を感られる動画か音声のコンテンツを公開予定。
ただしコンテンツの公開は、編集後参加メンバーの了承を得る必要があるため、メルマガに登録してしばしお待ちを!