かねてから準備してきた企画「集合知トレーディング」の会合が本日開催となった。
なんとも運の悪いことに、10年に一度の大雪のため、2名のOBが参加できなかった。
とはいえ、直前までの課題にはしっかり取り組んでもらえたので、当日の検証結果や面白い知見は彼らとも共有する予定。
ということで、1名遅れての参加で合計5名で始まったこの企画。
その体験を一言で言い表すと、自分の脳内にある不連続な情報の断片がクリアにできたひと時。
シストレのアイデアや検証において、ささいなつまずきや不明点があったとき、本人には大きな問題に見えてしまい、作業の手が止まったことはないだろうか。
せっかくのよいアイデアでも、用語の意味がググってもなかなか出てこないだけで、面倒になって先延ばしにしたり諦めたりすることもあるだろう。
しかし、そんなつまずきも、他人の視点から見れば簡単な一言で解決する場合も多い。
今回の5人は働き方もバラバラでトレードスタイルも自分なりの工夫をしているメンバー。
個々人の問いかけに一言で核心を突いた答えが出てくることで、より深いレベルでのトレーディングエッジの深耕議論に展開していった。
たとえば今回、会計に詳しいOBと会社経営者のOBに対し、法人における経常利益のコントロール手段を問うた。
今回の一部指定をエッジとするシステムのアイデアとして、会話の流れの中で意図せず出てきたアイデアだった。
このとき、もし自分一人だったらググって面白い結果が出てこなければ捨ててしまう程度の他愛もない会話の断片。
しかし、会計のプロと経営のプロの視点から机上の空論ではない実務に沿った議論が展開される話を聞きながら、実際にエッジとして機能するかを深いレベルで自分なりに咀嚼することができたのだ。
これは体験したものにしかわからない感覚なので、理解を求めるのは難しい。
会場の雰囲気や検証結果に関して、さわりだけではあるが明日以降公開してく予定。
動画も撮ってあるので、公開可能な範囲でお見せできればと思う。
そしてこれをきっかけに、自分たちと一緒の熱量で是非学びたい、そんな前のめりな仲間との出会いをOB共々期待している。
お楽しみに!