意識の無意識化、無意識の意識化:質的に異なる上達のプロセス(1)



トレーダーとして上達するにはどうしたらよいのか。

素材が正しい前提で話を進めよう。(この前提がそもそも厳しいのだが。)


通常の勉強やスポーツにおいては、局所的にパーツを身に着けそれを統合するのがセオリーだ。


自分は昔柔道をやっていたことがあり、地域ではかなり強い道場だった。

準備体操が終わると、個々人のテーマとなる技をひたすら繰り返し練習する。

その後、人間を相手に一定の流れの中でその技をかける練習。

最後に、乱取りで実戦における技のかかり具合を試す。


最初の繰り返し練習は柱や自転車のチューブを使っているので、ひたすら自分との対話の時間。

体の各部分の動きに対して、ときには鏡を見ながら、多数のチェックポイントひとつひとつに意識を集中させる。


対人の練習になると、毎回変わる相手の体格や体重、クセがありながら、短い時間で技をかけなければならないため、すべてのチェックポイントは意識できない。

重要な少数のチェックポイントのみに意識を集中させ、枝葉の部分は無意識に任せる。


乱取りになると、相手もこちらの都合に合わせてはくれないので、意識できるチェックポイントはせいぜい1つか2つに限られる。


この流れで練習を続けていると、今まで意識していた部分が徐々に無意識に変わっていき、最後は習得した技が反射的に試合の中で出せるようになる。


このように、初心者から駆け上る段階においては、「意識の無意識化」が絶対的な方法論といえるだろう。

いかなる分野においてもこのプロセスは普遍であるため、これからシステムトレードを学ぶ読者は、まずは意識の無意識化を念頭に励むとよいだろう。(具体的に何をどうやるかはまたの機会に。第六期生は実際のカリキュラムにて。)

よきご縁を頂かんことを。

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イベント投資の第一人者「夕凪」さんの思考と技術に渾身が鋭く切り込む音声対談。 明日から直接使えるテクニックや専業トレーダーとしての心得など、何度も繰り返し聞いて欲しい内容が満載。 トレードスクールの座談会として実施した企画でもあるので、その熱の籠もった雰囲気も同時に楽しんで欲しい。

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