取り組むべき要素を絞り込む:投下エネルギーの減少を密度で補う取り組み

子育て以外にも多くのエネルギーを注ぐべき対象が出てきたので、年内のトレードへの向き合い方をしっかり考えなければならない。


検証結果や経験に基づき、“これは確実にエッジがある”と考えられる要素は山のように手元にある。

特にトレードスクールで生徒達から得たアイデアの中には、強烈なものが目白押しだった。


とはいえ、10月はそんな数多のエッジに振り回されてしまったため、今はエッジを見つける旅に出るのではなく、手持ちの中から取り組むべき要素を極限まで絞り込む作業が必要だ。

前述のように使えるエネルギーが実質1/3まで落ちるので、尚更優先順位を間違えられない。


まずレスポンストレードにはほとんど時間を割かないようにする。

毎日収益を取れる銘柄探しはことのほか時間を取られ、しかも見つからない時の焦燥感は疲労を倍増させる。


年内は万全の型に入ったものがあれば仕掛け、なければスルーしたい。

イナゴの元気もかつてほどではなくなったので、2日に1銘柄あればいい、くらいの気持ちで臨もう。


ということで、目先は実需スイングがメインとなる。

大分類の要素としては下記。

・チャートリーディング
・個別銘柄のシナリオ
・グローバル、業種、市場などのシナリオ
・ファンダメンタルやバリュエーション
・仕掛け、手仕舞い、ポジションマネジメント


チャートリーティングはルーチンと直感でいけるので、それほど負荷はない。


個別銘柄のシナリオも、基本は業績期待を軸とすれば、判断はある程度ルーチン化できる。

年内でいえばTOPIX組み入れは軟調であるため、イベントもチラ見する程度で。


グローバル、業種、市場などのシナリオは悩ましい。

やりこめばいくらでも時間が取られるわりに、エッジとして機能するかが明確でない。


このあたりは多分に定性的、感覚的に捉えるようにする。

具体的には、ツイッターや日経新聞などにざっと目を通し、空気感を感じる形でいこう。


ファンダメンタルやバリュエーションも基本的な値に着目するだけなら、ニュースシステムや四季報をチェックすればいいので、ルーチン化可能。


仕掛け、手仕舞いはどうするか。

1銘柄の資金を2分割し、半分は機会にベットするため寄り成りで、もう半分は強く意識される節目で拾うようにするのがシンプルかな。


といった感じで、この半年くらい総花的に取り組んでいたトレードの要素を絞り込んで、一点突破の職人芸で臨みたい。


では、年末に向けての最後のダッシュ、共にガツンと決めようではないか!


PS.
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(おわり)