FOMC(連邦公開市場委員会)金利誘導目標に向けたシナリオを新たに組み立てる

最近、ツイッターがとても有用な情報源だなと感じ始めてきた。


まずは全体の相場の雰囲気を感じられる点。

基本的にプロや専業の方を多くフォローしているので、彼らが発している思考の流れを読み解いてみる。

彼らはイナゴではないから、まずは流れの方向でシナリオを考えてみるようにしている。


もうひとつは、知らない概念を獲得できること。

最近つとに多く出てきているキーワードが、アメリカの金利引き上げに対する観測だ。

FOMC(連邦公開市場委員会)金利誘導目標

レスポンストレードでのデイトレが中心の今は、なかなかそういったグローバルな視点を持ちづらい。

しかし、イナゴ狩りを主戦場にするのは長くても今年いっぱいだと考えているため、そろそろグローバルマクロの考え方も取り入れていかなければならない。


昨日の雇用統計も、金利引き上げと関連づけて考えれば点と点が線で結びつく。

今回の雇用統計の数値から、金利引き上げの可能性は高まったとの論調が強くなった。


あとは時期の問題。

アナリストの大半は、これまでは9月中が最有力としていた。

したがって、9月17日のFOMCまでは、外資も日本株を積極的には買いづらい状況だと考えるのが自然だろう。


狭い視点で見ていた自分は、そろそろ日経平均も上昇トレンドに入ると考えていたが、広い視点を持てば、まだデルタをロングに傾けるのは早かったといえる。

読みを間違えて被った損失分、きちんと学びを得ていかなければな。