モンスト、話題性でもパズドラを抜き去る:Googleトレンドの有効な活用法

証券ディーラーの分析ツール

2ヶ月以上に及んだ過去教材「理論株価への収束のエッジ検証」の講義も今週で終了となる。

参加者との60回にも及ぶやりとりにおいて、自分が全く思いもよらなかった概念を多分に獲得できた、非常に有意義な日々だった。


レベルの高いトレーダーの思考、会計のプロの鋭い指摘、初心者ならではの斬新な視点、検証結果の報告、“え!これみんなに共有していいの!?”と、こちらが躊躇する情報も1つは2つではなかった。


数ある有用情報の中で終盤に衝撃を受けたのが、ソーシャルアプリの売り上げを高精度で予測するトレーダーの実話。

彼はとあるツールを使い、各SAPの売上高を予測し、その額と会社予想との乖離にベットしているという。


詳細は参加者のみのシークレット情報ではあるが、このような話は今まで付き合いのある数々のトレーダーからも出てこなかった。

自分が教材を作らなければ一生知ることのない強力な情報であったことを考えると、本当に役得だなと思う。


参加された16名の方々、この教材は二度と再販しないので超ラッキーでしたな!

Keishiki氏の講義では、さらにその上を行く情報が飛び出すかも!?


さて、そこまで強力ではないが、市場の話題性を測るのに有効なツールとしてGoogleトレンドがある。

これを使って、ソーシャルアプリのネットにおけるトレンドを見てみよう。

Googleトレンドで銘柄分析

2014年の終盤、ついに下落トレンドのパズドラを昇り竜のモンストが抜き去った様子が伺える。

その後は常にモンスト優位が続いている状況。


ツムツムは直近の伸びが顕著だ。

LINE上場に向けて本腰を入れてきたか?


コロプラの白猫プロジェクトは2014年中盤に一瞬盛り上がったが、その後は鳴かず飛ばず。

タイトルが略語にしづらく、マーケティング的にはあまりうまいとは言えない。


話題のマーベラスのタイトル、剣と魔法のログレスはさらにその下。

だが、年末のプロモーションが凄まじかったので、今後の伸びに期待。

我々トレーダーの間ほど一般に認知が浸透していない今が仕込みのチャンスか!?


このように、Googleトレンドは使い方によっては面白い知見が得られる。

読者の追いかけている銘柄の商品やサービスのトレンドを競合比較で観察してみると、思わぬ儲けの種があるかも!?