水面下で準備を進めていたHighFAI検証チーム第二弾が、来年1月10日土曜日にキックオフする運びとなった。
メンバーは、第一弾の自社株買いメンバーが全員参加してくれるのと、先日のセミナーでデータ収集を手伝ってくれるOBがいたので、自分と合わせて5人での開催となる。
欠員が出なかったので、今回の新規募集はなし。
今のところ下記のスケジュールで進める予定。
・第一回(1/10 土 13:00-17:00):方針決め、作業割り当て、業績予想修正に関する各自の見解、自社株買いその後、各自のお悩み相談
-キックオフミーティング(東京都中央区会議室)
-終了後決起集会予定
・第二回(1/18 日 21:00-22:00):基礎データ収集、ファクターアイデア検討
-スカイプミーティング
・第三回(1/25 日 21:00-22:00):ファクター検証、知見共有
-スカイプミーティング
・第四回(2/1 日 21:00-22:00):ファクター検証、知見共有
-スカイプミーティング
・最終回(2/7 土 13:00-17:00):最終システム完成、今後の発展、各自のお悩み相談
-最終報告会(東京都中央区会議室)
-終了後打ち上げ予定
現在、各自で業績予想修正の基本を学んでもらっている。
たとえば、業績予想修正というと何となく企業のノリでやっているような気もするが、実は下記のような明確な基準が存在する。
1.売上高に対して±10%以上の変動
2.営業損益、経常損益、当期純損益に対して±30%以上の変動
今考えているのは、“第一四半期の決算短信発表の数値から第二四半期に向けて業績予想修正が発表されることを予見してベットすると儲かるのではないか”、というアイデア。
第一四半期から第二四半期が一番修正幅が大きいと考えられるので、まずはそこを狙う。
これに加え、例のごとく各自が考えたオリジナルファクターを持ち寄って、パフォーマンスを洗練させていこうと考えている。
ここがチームによる集合知検証の醍醐味であり、最も楽しい部分だ。
このイベントは膨大なサンプルが常に存在するので、うまくはまれば安定的な収益の柱となるだろう。
逆にサンプルの多さが検証のネックになりそうなので、第一回のキックオフミーティングでユニバースの範囲をメンバーみんなで決めることになるかな。
検証にあたりネックになるのが、決算短信のPDFファイルからのデータ抽出作業。
新たに加わったプログラマにどの程度自動化が可能かを調査してもらっている最中。
幸い形式は統一的なものなので、ある程度はプログラムで抽出が可能だと思われるが、中にはPDFファイルをコピペ防止に設定してある企業も存在するので、そこをどうするかが難しそうだという。
だが、作業が困難であればあるほど我々にとっては好都合。
誰にとっても困難な検証ならば、エッジがふんだんに残っている可能性が高いからだ。
加えて、困難に対してひとりで立ち向かうのは至難の業。
思いついたアイデアの検証作業を見積もって、それが膨大なものだったり、データ入手がとても困難だったことで検証をあきらめた経験はないだろうか?
自分は何度もある。
だが、意欲MAXの仲間とであれば、強みを活かした役割分担ができるだけでなく、お互いの労に報いたいという気持ちが、いつも以上のパワーを与えてくれるのだ。
機械には不可能で人間だけに可能な領域が存在しうるかどうか。
常に問い続けているこのテーマに対する挑戦が我が集合知検証チームなのだ。
2015年新春。
人間にしか出来ない、そしてHighFAI検証チームにしか生み出し得ないエッジを見いだし、みんなで最高のスタートダッシュを決めよう!