
9月末、年に一度の日経平均225採用銘柄定期入れ替えが実施される。
証券会社からの予想がすでに出ており、投機筋の思惑買いも始まっている模様。
除外銘柄としては、「8035 東京エレクトロン」、「8803 平和不動産」が有力視されている。
ただし東京エレクトロンは、米アプライドマテリアルズとの経営統合に伴い、9月18日に上場廃止となる。(※追記参照)
これに伴い、通常9月上旬の発表が前倒しで実施されると思われる。
平和不動産は市場流動性基準より除外される可能性が高い。
それに変わって、同一セクターから「8933 NTT都市開発」の採用が考えられる。
あとは素材セクターの過熱感より「5715 古河機械金属」の除外が噂されている。
セクターバランスを考えると、消費セクターが不足ぎみなので、そこに1銘柄入る可能性もあり。
名前が挙がっているのは、任天堂、楽天、ドワンゴ、DeNA、ヤマダ電機、カカクコム、オリエントコーポレーションあたり。
任天堂は日経が長年株価の大きさにビビって見送って来た経緯があり、昨今の業績悪化を考えると難しいか。
あるとすれば楽天かヤマダ電機だが・・・。
どの証券会社も本命に上げているのが「7272 ヤマハ発動機」。
これは前述の東京エレクトロンが技術セクターであるため、その補充を考えると相当固い。
チャートもそそる形になってきた!

その他、「8697 日本取引所グループ」、「9201 日本航空」などの名前も挙がっている。
過去の検証結果を見ても、採用発表からの動きをしっかり捉えれば高確率で収益化できる。
年に一度の確変イベント、是非ものにしたいところだ。
※追記
東京エレクトロンの経営統合は12月に持ち越しとプロの生徒に指摘を受けた。
(毎度すんません・・・。)
影響に関しては後日考察。