まず、有識者会議の座長である伊藤隆敏東京大学大学院教授の提言を抜粋してみる。
『現行で東証株価指数(TOPIX)をベンチマークに採用する国内株式のパッシブ運用では、株主資本利益率(ROE)を重視する新たな指数であるJPX日経400のベンチマークとしての採用も提言。これ以外の指数でも、優れたものがあれば採用を促す。』《ロイターHPより引用》
ということで、GPIFのベンチマークがTOPIXから新設されるJPX日経400に変更されることはほぼ確定。
すると気になるのは、JPX日経400に採用される銘柄。
採用された銘柄にはGPIFの巨額の資金が入ってくることが期待できるので、先回りで購入しておくという至極当然の発想に行きつく。
特にTOPIXでウェイトが低く、JPX日経400でウェイトの高い銘柄は期待大。
当然、逆のパターンの銘柄は空売り対象候補となろう。
と、鼻息を荒げていたところ、採用銘柄は実は2013年11月6日に決まっていた模様。
うーん、残念。
改めてアンテナ全方位的に張り巡らせることが重要であることを痛感。
しかし・・・、まだ何かある気配を感じるので、しつこく調べてみることにする。
(つづく)
GPIFポートフォリオ採用銘柄を使った売買戦略の組み立て(2)
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