トレーダーとマーケターの二兎を追う理由:現代における林輝太郎モデルの天下周知


自分はネットビジネスとトレードの両輪で自立を目指していこうと考えている。

どちらの世界にもプロフェッショナルを感じさせる人物がおり、その出会いは常にエキサイティングだ。


道を究めんと欲すれば、仁和寺にある法師ならずとも、先達はあらまほしきものである。


ネットビジネスは、個人ブランドの確立自体が商品の売り上げを向上させるため、その人物が表に出てきやすい。

表に出てくる多数の人物から本物を見分け十分なコストを投下すれば、彼らへのアクセスは比較的容易だ。

このブログでたびたび話題に出てきた「富豪の会」がよい例だろう。


一方でトレードの世界は、個の表出が直接トレードの収益に結びつかないため、数多くの名もなき手練れ達が髀肉を嘆じている。

ゆえに、出会いたいという思いや札束だけでは彼らへのアクセスは困難だろう。

そもそも万人を引き付けるはずの札束に、何らインセンティブを感じないのだから。


インターネットのない時代であれば、故・林輝太郎氏のように、事務所を構えて、いかなるトレーダーにも門戸を開き、己のカリスマ性に加えて一定の資金によるメディア展開など多数のハードルを越えることで、立花義正氏や板垣浩氏のような在野の人材がアクセスしてくれるのを待つしかなかった。


インターネット全盛の現在は、無料かつ数分でブログを開設して情報発信すれば、理論上世界中のトレーダーとのアクセスが可能となる。


しかし、情報の受信量の伸びと比較して、その発信量は幾何級数的に増大しているため、良質な記事を書き続けるだけでは水魚の交わりは得難い。


よい商品を作れば必ず売れる。

バブル崩壊後も日本人を呪縛した「モノ作り神話」。

一片の真理はあれど、ソニーがサラ金で延命している現代、軒先によい商品を並べて待つだけでは、人知れず天命を迎えるだろう。


スクール第一講の「現代マネタイズエンジン構築法」では、自らが目指すべき未来をイメージしたとき、共に時間を共有したい仲間を集める方法論を講義した。

トレードスクール第六期の実現と、サイトアクセスからスクール参加へ至った己の心理変化、および集結した手練れ達の顔ぶれ。

これ以上ないこれらの上質な解答と照らし合わせながら、マネタイズエンジンのコンセプトとフレームワークおよびその構成要素の組み上げ方をひとつひとつ学んでもらった。


トレードを極めた先に見据える未来が空なれば、積み上げた札束は虚なり。

その札束を実にせんと欲すれば、未来を志向し思いを共にする仲間が絶対に必要なのだ。


トレードの手練れ達は、一意専心の心意気ゆえ、望むべき環境を構築する手続きを知らずにいる。

そこで、マーケターとしての自分の顔が表を上げる。


まずはトレーダーが参加するうえで最高の環境を提供し、参加してよかったと感じてもらう。

そして、願わくば自らの手で自分色の環境を構築したいと思ってもらう。

思いが本物なら、いかなる支援も厭わない。


そのために、ネットビジネスの世界においても必ず結果を出す。

自分がトレーダーとマーケターの二兎を追い、二兎とも捕まえねばならぬ理由だ。