久しぶりの教材出品で少々不安もあったが、予想を超える速さで出品した9本すべてを落札して貰えた。
落札いただいた方々には感謝すると共に、これから1ヶ月強、よい学びを提供できるよう頑張ってよいコンテンツを作成してみようと思う。
しっかりリニューアルし、いろんな仕掛けを施しながら展開していくので、是非お楽しみに!
さて、今回の取り組みにはふたつの意図があった。
ひとつは上記のように、渾身のトレード手法や考え方に触れたいと思っていただける方への情報提供。
HighFAIが提供するコンテンツでトレードを学んでみたいが、スクールへの参加は敷居が高い方が結構いらっしゃるので、その中間的な位置づけでもある。
もうひとつは、HITPの生徒に対してコンテンツマーケティングの実例を示すこと。
一緒に上質なトレード教材を作って世に問うことを最終成果物としているが、本当に需要があるか、一生懸命作っても誰にも必要とされないのではないか、半信半疑のところもあったと思う。
伝えたいという情熱があれば、数は少なくともきっと響く人達はいるし、その人達のニーズにしっかりと応えれば、長いおつきあいをして貰える。
そんな当たり前の原理をないがしろにする人間が多いからこそ、その当たり前が圧倒的な優位性を生む。
マーケティングとは売り込む技術ではなく、信頼を積み上げるための技術と心得るべき。
HITPの生徒はそこを見誤らないよう、意識を集中して教材作成に取り組んで欲しい。
さて今回の取り組みを図式化すると下記のようになる。
自分は常に行動の意味の重層化を心がけている。
ひとつの行動に多くの意味を持たせることで、人の数倍の速度で成長できるからだ。
今回の取り組みでは、図のように、ひとつの教材、施策にふたつの意味を持たせた。
本来なら分散してしまうふたつのエネルギーを一箇所に集中させたため、必然的に効率は2倍になる。
同時に、トレードの視点とコンテンツマーケティングの視点からの評価を受けるため、質的にも高いアウトプットを要求される。
その心地よいプレッシャーが質の高い教材を生み出す原動力となるのだ。
人間は弱い生き物だ。
自分都合でいろんなことを妥協してしまう。
妥協に対して他人は敏感に反応する。
見えない振りをして妥協し続けた先には、孤立が待っている。
その弱さを、妥協できない仕組みで強制的に矯正する。
仕組み、すなわちシステムとはかくあるべき。
システムトレーダーの読者よ、その卓越したシステム構築の技術、トレードの世界だけにとどめておくのはもったいない。
他者との関わりの中で自分を成長させる技術としてのシステム。
システムという言葉をより深く考え、今一度再定義してみよう。
この視点でシステムトレードに取り組むならば、腰の入った厚みのある売買が出来ると思うが、どうだろうか。