続いては、Zai理論株価の検証。
Zai理論株価はトレードスクール第七期の集合知検証の題材となったものだ。
それを有志が立ち上がって、より深掘りしてくれた。
Zaiでは理論株価を成長価値と利益価値、資産価値で計算している。
だが実はこのうち2つはダミーで、ほぼ1つの価値に一本被りしていることを突き止めてくれた。
結果、Zaiの理論株価は、通常考えられている割安株投資ではないことが判明した。
何事も疑ってかかることの大切さを痛感させられた検証内容だった。
ここで時間が押してきたので、少し巻き気味に・・・。
次は第二期生の日経先物寄り引けシステム運用状況報告。
これらのシステムは第五期までスクールの題材にしていたものだ。
大半の生徒が運用を停止している中、彼だけは自分なりのシステムを淡々と運用しているという。
しかも、抜群の運用成績をたたき出していた。
継続できれば資金効率のいいシステムなのだが、誰も出来ない。
その継続にこそエッジがあるのだと改めて気づかされた。
続いては、XBRLからデータを抜き出して、林則行氏「株の公式」に当てはめた結果を調査。
年初来高値を超えて尚、成長を続ける株は、非常に美しい株価上昇を描くことがわかった。
今は短期売買に終始するのだが、晩年はこういった成長株に投資するスタイルもあるのかなと思う。
次は、会計士の決算プレイ披露。
日々洗練されていく彼の手法を、具体的事例を交えて解説してもらう。
単純に財務の数字を追うだけでなく、テキストデータから感じる、会計士独特の感性が光る。
会計監査の最前線で働く人間の凄みを感じるひとときだった。
最後は、去年飛躍を遂げた現役証券ディーラーkeishiki氏のご高説。
日々相場で緊張感を持ちながら切った張ったを続けている彼の話は、いつ聞いても新鮮な驚きを与えてくれる。
その新鮮さは、keishiki氏が会うごとに成長を続けているからなのだろう。
自分もサラリーマンをやりながらも、その環境を逆利用して彼に負けない速度で技を磨きたいと思う。
講義終了後は茅場町にある「ウォールストリート」にて打ち上げ兼新年会。
今年2016年、皆のさらなる飛躍を誓って、思いっきり飲み食いした。
山あり谷ありの相場で自分のモチベーションを維持するには、仲間からの刺激が何よりの良薬。
そういったものも含めて、最強の「システム」を構築していきたいものだな。
さて、2016年も新旧いろんな仲間と出会い、切磋琢磨していきたい。
HighFAIの門は常にオープンなので、我々と共に上質な学びの場を作り、共に高みを目指したい方は大歓迎。
今のメンバーに負けない熱を発している方は、トレードスクール、またはHITPの門を叩いてもらえれば!
また、旧友の方々も、まだトレード熱があるのであれば、次の機会に是非ご参加あれ!