レスポンストレード評価フレームワークの再構築:高みを目指す次なる一手への布石

ぼんやり見えてきたレスポンストレードの評価フレームワークを再構築中。

レスポンストレードの評価フレームワーク

シナリオを明確に認識するため、抽象度を一段落としてみた。

その分評価要素の数が増え、煩雑にはなる。

両者はトレードオフなので、最終的にはいいあんばいの落としどころを探っていきたい。


とりあえず今日から上記フレームワークに基づく新フォーマットで銘柄評価を実施していく。

こちらの方がしっくりくるようなら、スクール生にも旧フォーマットから移行してもらおう。


コンサルタントの能力は、クライアント企業の課題に合わせたフレームワークを柔軟に構築できるかどうかで見抜ける。

ヒアリングからの課題の整理、評価軸の設定、施策優先度評価、プロジェクトメンバーのベクトル統一、マイルストーンとの整合性、実現可能性の見通し・・・などなど、コンサルティングを完結されるためのすべての基盤がフレームワークに集約されるからだ。


ここが初期段階でしっかり決まれば、プロジェクトはスムーズに遂行できる。

まさにコンサルタントの腕の見せ所。


さて、レスポンストレード評価フレームワークをスクール生と共有する別の目的を密かに考えている。

それは、優位性のある銘柄の調査を皆で手分けしてやれないかという構想だ。


今、時間の取れる専業としてやっていても、最終的にビビッとくる銘柄は3銘柄から5銘柄が限界の状態だ。

後から見返すと、その数倍の銘柄を見落としていたことに気がつく。

実にもったいない。


個人の調査能力には時間という絶対的な制約が存在する。

ニュースシステムなどで効率化を図り技能を高めたとしても、今の1.5倍から2倍程度までで頭打ちになるだろう。


自分で取り組んでみて初めて、組織化されたヘッジファンドが強い理由がわかった。


その強みを意識の高い個人トレーダーのコミュニティで実現できないかと考えている。

もし実現できたなら、ヘッジファンドとまではいかなくとも、個人のカリスマトレーダー達は凌駕できるだろう。


現代は個人の時代と言われるが、自分はマイクロコミュニティの時代に変化していくと思う。

ベクトルの揃った少数の仲間と共に価値を生み出す時代。

ベクトルがズレたり、熱がなくなったメンバーは自然とチームから離脱する組織。


個人トレーダーではまだまだ実現できていないマイクロコミュニティを先んじて組織化する。

ちょっとご無沙汰のコンサル脳を呼び起こして是非実現に向けて動きだそう!