“タウリン1000mg配合! リポビタンD!!”
CMでもお馴染みのフレーズである。
これを下記のように変えたらどういった印象を持つだろうか。
“タウリン1g配合! リポビタンD!!”
まったくファイトが沸いてこないだろう。
ケイン・コスギであっても、断崖絶壁から転げ落ちるはず。
表現している事実はまったく同じなのに、感じる印象は対照的。
我々レスポンスマーケターは、嘘や有利誤認を避けながら商品の魅力を最大限訴求し、クリック数を増やしたりガチャを引かせようと日々研究と実験を重ねている。
レスポンス広告は、100年近く前からダイレクトメール文化が根付いていたアメリカで発達してきた。
ロバート・コリアーの著書を神田昌典氏が日本語に翻訳し出版したこととインターネットの普及が相まって、レスポンス広告は広く一般に知られることとなる。
人間であれば誰でも普遍的に反応する単語やいいまわし、イメージの訴求方法など、レスポンス広告の研究は多岐にわたる。
なぜ広告には常に“限定”、“今だけ”、“初回無料”、“閉店セール”などの言葉が踊るのか。
選挙ポスターで、政治家はなぜ半身に構えて白い歯を見せて笑っているのか。
なぜ高額情報商材や健康食品のセールスレターには常にお客様の声があるのか。
そして、パチンコ必勝法や競馬必勝法の雑誌広告では、なぜさえない男が札束の風呂に入っているのか。
こういった使い古された手法が何十年も使われ続ける理由はひとつ。
それが人間の感情や欲望に訴えかけるセオリーだから。
言い換えれば、売上を確実に引き上げる鉄板の表現なのだ。
データベースマーケティングに長年携わっていると、そのわずかな表現の違いによって売上が大きく違ってくる事実を実感する。
ソーシャルゲームでも、バナーの表現やカードの訴求軸、演出FLASHなどを変化させるだけで、売上が1割近く変わってくる。
1ヶ月に5億売り上げるアプリであれば、月間5000万の差になる。
それでいて、それを実現するためのコストは数万円~数十万円。
経済合理性を語るまでもなく、取り組まない道理はない。
ガチャの中毒性を批判する者はいても、レスポンス広告の手法を批判する者はいない。
先見性のあるゲームメーカーはそれを熟知しており、高額ガチャ施策を抑制して世の中の批判をかわしながら、レスポンス広告の手法に磨きをかけている。
そうしておいて、手を変え品を変え札束の風呂のイメージをステルス的にユーザーの脳内に注入、刺激に対して単純に反応するだけの情報弱者が持つわずかな蓄えを徹底的に搾り取る。
このようにして、情報強者と情報弱者の富は極度に偏在していく・・・。
【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重:76.8kg
食事:朝:粉末青汁200cc、食パン1枚 夜:サラダ巻き4切れ、ナン巻き4切れ、キーマかレーパン1つ、チョコ12粒
運動:腹筋:20回×3セット 腕立て伏せ:20回×3セット
夜は久しぶりの炭水化物満載の食事を摂った。
だが、やはり体が受け付けない感じ。
チョコも思わずたくさんたべてしまったので、血糖値が激高に。
極端な変化はよくないな。