「稼ぐ人の株投資 億超えの方程式2」を通勤時間を利用して読んでいる。
監理銘柄以外に面白かったのがバリュー投資のくだり。
まず自分自身の基本スタンスとしては、バリュー投資には懐疑的。
価格は価値ではなく需給で決まるので、価値から入ると収益を得るまでにどうしても遠回りになるためだ。
そう思ってこれまでクレアムやバフェットまわりは避けてきた。
しかし、Kindleストアのセールでグレアムの本が65%引きで売られていたのを目にしたのと符合してシストレアンテナが反応したため、その感覚に寄り添ってみようと思った次第。
“直観は自分がこれまで生きてきた証”とは伊藤カイジの言。
さて、組み合わせでエッジを強化する場合、できるだけ遠い収益ドライバを用いるとよいと自分は何度か書いている。(古くはこちらの記事。)
その意味でもテクニカルやイベントドリブンなどとの相性は悪くないかもしれない。
以前四季報CD-ROMで分析した感じだと、おそらくバリュー関連ファクター単体では効果は薄いだろう。
残された可能性としては、前述の組み合わせファクターとしての使うか、ユニバース選択基準として使うかになる。
そのあたりも含めて、いろいろいじっていこう。
これまでの食わず嫌いによる機会損失を考えると結構恐ろしいと思う吉宗であった・・・。