ターゲット定義(1):誰に伝えたいのか、何を伝えたいのかを明確にする


10月4日からHITP第一期が始まる。

初の試みなので、当然資料はなく、今鋭意考え中。

あらゆるタイミングで考えついたアイデアを洗い出し、それを素材として体系化していくのが自分の方法論。


セルフメディア構築の必須項目のひとつとして「ターゲット定義」がある。

文字通り、ブログに訪れて欲しい人、関わりたい人、自分の考えに共感してくれる人を定める。

これを定義して強くイメージすることで、使う言葉や伝えるべきメッセージが決まり、より効果的にターゲットとの関係性を築けるようになる。


たとえば自分のブログには、サラリーマンをこれでもかというほどdisっている記事が散見されるだろう。

半分は本心であるが、40前後のおっさんがただ闇雲に会社の不満をぶつけているだけではない。

そんなことをしていれば、すぐに誰にも見向きもされなくなるのは自明だ。


真の目的は、会社という完全に制度疲労を起こしている環境で思い悩んでいるサラリーマンに、トレードという本気で情熱をぶつけられる対象を通じて、現状を打破する道筋を示したいから。


本気で好きな対象に取り組み続ける。

実はそれだけで、人々が抱えている悩みの大半が解決するのだ。

にわかには信じられないとは思うが、自分は体験を通じたその信念を持って活動している。

トレードスクール第六期ではその片鱗をお見せすることができたのではなかな。


自分本位で情報を発信するのではなく、ターゲット本位でメッセージを伝えていくにはどうすればよいかを深く考える。

これがセルフメディアをもって人の心を打ち、行動に駆り立てる技術のひとつだ。


逆にこういうバーチャルな取り組みで深く思考する習慣をリアルな世界に活用していけば、無駄なしがらみの中でため込んでいたストレスも相当に霧散するだろう。

脳内を支配していた負の思考が消えれば、よりピュアにトレードに向き合える。

HITPではそんな、人間の原点まで掘り下げるDRMの授業を展開していければと思っている。


会社からドロップアウトし、コミュ障社会不適応の烙印を押された人間でも、充足した未来を指向して生きてよいのだと、人体実験と本質のマーケティング論を通じてお伝えしていこう。


で、実はターゲット定義と表裏一体の、もうひとつ定義すべき大切な事項があったりする。