いつもは調布で実施される会合が、会議室の都合で急遽新宿での開催となった。
物の見え方が異次元の人間と時間を共有するたびに、年収1千万程度の自称エリートサラリーマンだった自分が、社会に搾取されるだけの奴隷、いやゴミ以下の存在だと気づかされる。
日本の、簡単にアクセスできる者たちでさえこの器なのだから、世界に目を向ければどれほどの人物がいるのか、想像するだけでも恐ろしい。
彼らは今いる場所に留まろうなどとは微塵も考えておらず、次のステージへのきっかけをを得るためにアンテナを超高感度で張り巡らし、爆速で駆け上っている。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日を過ごす気は微塵もないのだ。
視線はすでに日本を飛び出し世界に向いている模様。
この会合の先生がかつて、「結果の出ない人間のマイペースは一生結果の出ないペースだ」と語っていた。
自分らしくマイペースで生きる、耳触りのいい言葉だが、要は奴隷のまま生きろというメッセージだ。
搾取する側にとっては、奴隷は奴隷のまま、それでいて奴隷と気づかずに生きてもらう方が望ましい。
先生の言葉はカイジに出てくる帝愛グループ総裁、兵藤和尊の言葉にシンクロする。
「命とはもっと粗末に扱わなければならない」
たいして失うものもない、存在が消えてもまったく社会に影響のない自分が何を恐れて縮こまっているのか。
やりたいと思ったことはいうの及ばず、直観的にビンときたことでも迷わず動け!
そんな琴線に触れる、いや琴線をブチ切ってくれる仲間との時間をどんどん求めていこう。
求めよ、さらば与えられん。
至言である。
よって今年のトレードスクール、そんな仲間が集まってきそうな気がする。