先日東証一部昇格の可能性のある銘柄を調べていたとき、明らかな違和感を覚えた銘柄があった。
その銘柄は、これまでの例では絶対にありえないタイミングで一部に昇格していたのだ。
これは統計的にということではなく、これまでの制度的に100%ありえないものだった。
疑問に思い集合知トレーディングのメンバー専用メーリングリストに投稿すると、2名の的確な回答が返ってきた。
自分なりの仮説があったので、それをぶつけてみると、一人はすでにその企業の広報にウラを取っており、もう一人は東証に確認を取って後日連絡をくれた。
結果、自分の仮説はどちらの情報ソースからも裏付けられることとなった。
ひとりでは気付けない盲点を補完しあうという、会の思想を体現するような出来事だった。
持つべきは信頼できる仲間、お二人とも、あざっず!
ということで、エリアリンクのようなイレギュラーな昇格予想がある場合を除き、恒常的な予想は当面休止とさせていただきたい。
楽しみにしていた読者には申し訳ないが、ゲームのルールが変わった以上仕方がない。
厳密には終わったわけではないのだが、対象となる銘柄が激減するため、コンテンツとしての量が確保できないと判断した。
今年、このシステムは儲けやすかっただけに少々残念ではある。
ここまでお付き合いいただいた読者の後学のため、銘柄名だけお教えする。
「6387 サムコ」
一部昇格の制度および他の昇格銘柄と比較しながら丁寧に調べていけば答えにたどり着けるだろう。
どうしても答え合わせをしたいという方はメルマガで動画解説を行おうと思うので、是非登録を。
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完全にシステムが死んだわけではないので、生きたトレードのヒントになると思う。
自分も無傷とはいわないが、このシステムは数あるエッジのひとつに過ぎないので、常に変化を求めよというトレードの神様のメッセージと前向きにとらえる。
株式市場が存在する限り、需給バランスの歪みは常に存在するのだから。
「普遍とは流転」を肝に銘じて。