さすがに多くのトレーダーが仕込んでいたせいか、値幅は+2.6%とそれほど大きくなかった。(前日終値(1520)→本日寄付(1560)→本日引け(1595))


外形評価基準のクリア度合は3ヶ月以上前にわかっている。

したがって、時間をかけリスクをとったトレーダーはしっかり値幅を確保しただろう。(私は若干乗り遅れたが)


12月は上場や昇格が多い月なので、丁寧に調べていけばチャンスはまだまだある。

今回の事象に興味を持ったのであれば、煮詰まっているヒストリカルデータの最適化作業を一時中断してこちらを検証してみてははいかがか。


学ぶことが楽しくなる瞬間は、人生においてそれほど多くない。

その瞬間に勢いを得て、トレードを金儲けの手段から知的欲求を充足させる目的にしてしまおう。


何事もそうだが、好きな人間には絶対に勝てない。

好きな人間はその対象に意識を向けること自体が楽しいので、四六時中考えている。

投資セミナーで居眠りをし、講師が推奨銘柄を語る瞬間だけ飛び起きるような人間がかなうわけがなかろう。


毎日ワクワクしながら好きなことに取り組んでいる自分と、書店で「カリスマいちおし厳選銘柄!お年玉袋とじ」を雑誌の脇から覗き込んでいる自分。

第三者的視点でみたとき、読者ならどちらの自分を選択するだろうか。

この記事を読んでくれている読者なら答えは出ているはず。


イメージに沿う自分を目指したいなら、今トレードが好きでなくてもよい、トレードを好きになるためにその手を動かしてみよう。

好きな対象は、受動的洗脳によってではなく、能動的行動によって獲得するものだということを忘れるな。


※注意
外部から手に入れる情報は、すべて己の売買シナリオを組み立てるための素材。
ゆめゆめ見知らぬ誰かが自分を儲けさてくれるなどと思わぬこと。
決して考えることを放棄してはいけない。