稼ぐ系にたむろする稼げない系の人達:稼げない系トレーダーにも感じる既視感

1357NEXTFUNDS新規設定再開

自分はずいぶん前、インターネット固有のコンテンツマーケティングを学ぶため、稼ぐ系の会合やセミナーにも参加していた。

それら稼ぐ系のセミナーには、数多くの稼げない系の人たちが押し寄せていた。


彼らの行動原理には一定の法則が見て取れる。

ある手法を試しては稼げないと放り出し、次の手法に取りかかるもすぐに放り出し、さらに次の手法に希望を託すも放り出し・・・。

要するに、ひとつの手法の本質が見えるまでじっくり腰を据えて取り組めないのだ。


稼ぐ系の情報商材は“詐欺”というキーワードとセットになって語られることが多い。

しかし今は、質の差はあれど、書かれてある手続きに従って半年、1年取り組んだなら、どんな手法でも月に5万、10万くらいの稼ぎの仕組みは容易に構築できる。


事実、このブログでもその本質を体現して毎月数十万稼いで見せているではないか。


トレード業界においても既視感のある話だ。

もしかしたら、読者にも思い当たるふしがあるかもしれない。


テクニカルだろうが、イベントドリブンだろうが、決算先回りだろうが、その本質を突き詰めようと腰を据えて取り組めば、勝つシステムを構築することはそれほど難しくはない。


ただし、その腰を据えた取り組みの継続自体が難儀なのはわかる。

自分の場合、自己解決が不可能だと悟ったから、早々に大金をはたいて先人たる師匠の元に通った。


B.N.F氏のように個の力で成り上がったカリスマがクローズアップされるため、他人に頼るという選択肢が見えなくなってしまいがちだ。

しかし、今はトレード業界でも、本当に力を持ったトレーダーが親身になってその技術を伝授してくれる機会が増えている。

アンテナを張っていれば、その誰かに必ずひっかかるはず。


もし手法ジプシー状態に陥っているときにビビッと来た人物に出会えたなら、その千載一遇のチャンスを逃さずアプローチしてみるべき。


人間は社会的な生き物であり、関係性によって自分のありようを認識する。

関係性の中での技術錬磨は決して恥ずべきことではないし、むしろ人間ならば自然な行為だ。

そして何より、他者との関係性を通じた成長はとても楽しい。


そろそろ“儲かる手法を独力で探すべき”という考え方の根底から見直してみる時期なのではないかな?