

デイトレの精神的摩耗をどのように解消するか、あるいはうまくコントロールするかは喫緊の課題である。
まずは、たまにしか継続しきれていない瞑想を、日々のルーチンにしっかり落とし込むこと。
15分の瞑想を8時半から8時45分くらいに組み込んでみよう。
これだけでもずいぶんと頭がすっきりして、リフレッシュできる。
あとは、敗戦処理中、あるいは敗戦処理後のメンタルをどうするか。
自分の損切りのやり方は通常とは異なり、損切りラインに達したからといって即損切りはせず、しっかり引きつけてから指し値で約定させる。
したがって、敗戦処理が長時間に及ぶこともあり、そんな日のぐったり感は半端ない。
この損切りスタイルには相当な優位性があると確信しているので、今のところやり方を変えるつもりはない。
とすると、この精神的摩耗を所与のものと受け入れた上での対策が必要だ。
ブックオフで手にした本にヒントがあった。
ネガティブなイメージをまずしっかり受け止める。
不快感がピークに達したら、それは己自身が作り出した創造物だと自分に真実を告げる。
そして、その不快感のエネルギーを創造物から抜き取り、自分のエネルギーに戻す。
実際はもっと深い原理があるのだが、こういったイメージトレーニングを繰り返すことで、逆に不快感を自分のエネルギーに変換するという楽しみにまで昇華できるという。
自分は一応理系の大学院で学んできた科学の子なので、このような“あっち系”の話は長年拒否してきた。
上京して間もない頃、何気なくキャッシュフローゲームの会合に参加したら、ねずみ男に絡め取られそうになったトラウマも関係しているのかも知れない。
だが、歳のせいだろうか。
人間は交叉、淘汰、突然変異の繰り返しによって進化したのではなく、意思によって導かれたのではないかと考えるようになった。
もし人間に出来て機械に出来ないことがあるとするなら、ヒントはそこにあるのかもしれないと。
とはいえ、“あっち系”の話は多くの良識ある方々の拒絶反応を生むので、このブログではあまり採り上げないようにしよう。
メソッドと確立した後、本当に聞きたいという人にだけそっと教えようと思う。
可能な限り“こっち系”に落とし込むのが自分の使命だということで。