自分はこれまで長年、企業向けのマーケティングコンサルティングを生業としてきた。
特に大企業向けの場合、数十万、数百万の顧客データを塊として捉えるため、個々人に向き合う機会などなく、せいぜいクラスター化したペルソナに向けて施策を考える程度になってしまう。
一方で、今から力を入れていこうとしているセルフメディアによるコンテンツマーケティングは、小規模高濃度のコミュニケーションを目指している。
したがって、ひとりひとりのニーズや特性を把握し、そこからピンポイントで喜ばれるコンテンツを制作し提供していこうと思う。
天才DRM青年もリピータ化の重要性を折に触れて説いていた。
そのためのテクニックも様々教授してもらったが、最後はやはり受け手の満足をひたすら考え続ける意識に尽きるのだという。
一方でこの世界は、情弱を煽りたてて瞬間的に超過利益を得るスタイルが主流だ。
結果彼らは、与沢翼氏のように、一時的な利益と引き替えに巨大な不満を生み出し、その不満に押しつぶされるように、いつの間にか消えていく。
残念ながら、投資の世界も似たようなものだ。
いや、金融商品の巧妙さ、規模の大きさを考えると、投資の世界の方がむしろ悪質だろう。
どう計算しても資産が目減りしていく商品を使って、弱者のなけなしの退職金や年金を引っぺがすことばかりを考えている業界。
このうさんくさいネットビジネスと投資の世界の掛け合わせを、自分はこれから展開していこうとしている。
うさんくささの濃度が高まる圧力に抗して、真の満足を受け手に提供できるかどうか。
結果はリピータの数で冷徹に評価される。
不満が対価を上回れば、右肩上がりでアクセスが増え続けているこのブログも、いづれ廃墟と化すのは必定。
これまで、関わる企業に向けられてきたKPIを裸の自分に向けた、期待と不安の入り交じった未知のチャレンジとなる。
ということで、予備戦第一弾「理論株価への収束のエッジ検証」コンテンツの案内を先日お送りしたので、そちらの音声を是非お聞きあれ。
そして本日夜、参加入札案内メールをお送りしたい。
学びを喜びに変換できる方のご参加、お待ち申し上げる。