サラリーマン生活が1ヶ月ちょっと経過した。
ま、想像通りストレスフルな毎日を過ごしている。
元々のコミュ障に加え、2年間のストレスフリー生活で免疫が落ちていたこともあり、夕方になると完全に思考力がなくなってしまう。
なので、優先度の高いクリエイティブな仕事は早めに終わらせて、夕方以降は作業に充てるように工夫している。
ストレスの原因はいろいろあるだろうが、根本的な原因は、取り組んでいる仕事の本質的意義を腑に落とし切れていないことだと思う。
ソシャゲ運営で世のため人のために役に立っている、などと感じる場面はまずない。
ここはトレードと近しい部分か。
特にこの業界は人の出入りが激しく、一緒に働いている人間のほとんどは他のソシャゲ会社からの転職組だ。
しかも彼らは確実に前の会社が心底嫌になって転職してきたものだから、初動は環境の変化によってやる気が出ても、時間がたつにつれ、結局は皆疲れた顔をして働くことになる。
gumiのような誠意なき経営陣の存在も多少あるかもしれないが、根本的には仕事の意義を見いだせないまま、生きるためだけに労働力を提供していることによる徒労感の方が大きいだろう。
“自己実現”や“キャリアアップ”などのような、自分よがりの目標では早々にメンタルをやられるだろうから、もう少し視点の高い目標を持って働きたい。
たとえば、中には気概のある若者も何名かはいるので、彼らを前進させるための気づきや仕組みを作っていく、など。
そこを目標として一区切りつくまでは、何とか踏ん張ってみたい。
道筋が見えてきたら、意外と面白くなってくるかもしれないしな。
そう考えると、トレードスクールやHITP、コンテンツを通じた心ある人達との学びの場は希有な存在なのだろう。
同じ目的に向かって高い熱量で切磋琢磨し合う。
この当たり前の環境がいかに貴重かが、方向性がバラバラでモチベーションの低い人間が少なくない会社組織に戻って改めてわかった。
次の展開が何になるかは需要次第だが、集ってくれる人達に感謝しながら、精一杯の熱量でぶつかっていこうと思う。
いやー、しかし、サラリーマンはしんどいのう。