

長所を伸ばすか、短所を直すか。
通常のスキルであれば長所を伸ばす方を推奨される。
“これだけは誰にも負けない!”と言い切れる何かを持つことで、組織における居場所を見つけ、高いパフォーマンスを発揮できるだろう。
個人が表現の媒体を持つようになった現代は特に、何か尖ったものがなければ見向きもされない。
個人の発信情報は無限に増殖していくため、受け手は厳しい選別眼を持って他人を評価する。
読者もフェイスブックで、知人の旅行先でのピース写真や家族仲むつまじい写真、ちょっと高級なディナーを食べている写真を見て、“あー、毎度毎度どーでもいい情報を垂れ流してくるな~、超ウゼー”と思いながらも、つきあいで仕方なくいいねボタンを押しているはず。
受け手に価値を提供するには、接点と同時に、受け手にない圧倒的に先鋭化した何かがなければ意味がないことが、この事実からもよくわかるだろう。
したがって、その本質を理解している人は、日々自分の長所をいかに伸ばすかに意識が集中し、継続的に努力している。
では、トレードではどうだろう?
こちらも自分の強みを活かして、他のトレーダーとの認識の差異を生み出し、それをエッジとする考え方は合理的である。
先日、トレードスクール第七期生の会計士に山盛りの交換条件を提示して、コンテンツ化の許可を得て制作した「驚天動地!ストップ高を先回りする方法」はその最たるもの。
会計のプロである彼の強みを活かして、強力無比のエッジを生み出す。
長年自分の長所を現場の最前線で磨いてきた彼ならではの手法である。
しかし一方で、利益をあげるには短所を直す方が近道だと主張する敏腕トレーダーもいる。
特に、強烈な強みを持たない一般のトレーダーであれば、そちらの方が確実だとも。
トレードにおける短所は、稼げていないトレーダーであれば、かなりの部分に共通性があるため、認識しやすい。
たとえば「損小利大」。
最近になって重みを実感しているこの言葉。
多くの稼げていないトレーダーは、ほぼ間違いなく「損大利小」になっているだろう。
それが自分のトレードの短所であることは、理屈の上では誰でも理解しているし、どうすればいいかも考えればいろいろアイデアが出てくるはず。
あとは「損大利小」を「損小利大」にひっくり返すべく、試行錯誤していけばいい。
こういった地道な短所潰しを続けていけば、負けないトレーダーに確実に近づいていくし、いずれはきっと勝てるトレーダーになれる。
さて、2015年も結果が出なかったトレーダー諸君の2016年。
それでも、自分の長所を伸ばしに固執するのか。
それとも、パラダイムを完全に転換して短所直しに取り組んでみるか。
この選択ひとつで、向こう1年間を投じて磨き上げるトレードスキルのレベルが全く変わってくるかもよ!
PS.
明日、月に一度のHigh FAI プレミアムコンテンツを出品します。
今後、出品時間を今までの19:00から21:00に変更するので、お気を付けください。
下記、「驚天動地!ストップ高を先回りする方法」はTA氏の特典として提供する予定。
来年こそは凝り固まった己の固定概念を完全に崩壊させて、新たなトレーダーに生まれ変わりたい方は是非!
案内はメルマガのみで行うので、登録して元日の21:00をお待ちあれ。