会社の昼休みは、誘われない限り基本一人で本屋に向かう。
サラリーマン同士の昼食や飲み会に参加しないのは、愚痴になりがちで生産性が乏しいのと、そもそものコミュ障ゆえ。
とはいえ、トレードに関わる話ではこれ以上なく饒舌になるので、オフィスの近くにお立ち寄りの際はお声掛けいただければ、ランチでもディナーでも快くご馳走させていただく。
さて、最近は“お金持ちコーナー”の本を片っ端から読んでいる。
富豪の因子分析を行い、共通性を真似するためだ。
今日響いたメッセージは「成功者には特有のリズムがある」。
それゆえに、できるだけ成功者と過ごす時間を大切にすべきだという。
思い返すと、富豪を本気で目指す会のメンバーには特有のリズムがある。
言語化しづらいが、なんというか人と人との関係性を楽しんでいるような。
それを楽しむために、相手のニーズを的確にとらえて、自分に提供できるものがあれば惜しみなく提供する。
翻って、サラリーマン集団においては、自分を認めてほしい、気にかけてほしい人間が多く、他人に何かを提供する前に自分が何かを得よう得ようとしている。
それゆえ変な神経を使い、生気を吸い取られる感覚に陥る。
ブラックだ労働搾取だと経営者や資本家を批判する以前に、思考の原則がずれている。
ずれた原則がコンフォートゾーンになって抜け出せなくなるのは避けなければならない。
そのために、大金を支払って成功者のコミュニティの空気を吸いに行く。
同時に、自分で能動的に環境を整備することも重要だ。
自分にとってはシステムトレードを軸としたマイクロコミュニティがそれにあたる。
生徒の1/3はすでに成功を収めて悠々自適の生活を送っており、1/3はプロのトレーダー、残りは自分と同じように試行錯誤を続けるサラリーマン。
成功者には原則を学び、プロのトレーダーとはマネタイズエンジンを共有し、サラリーマンとは視線を同じくして正しくもがく。
60年を区切りとすると人生も約2/3を消費した。
なんとか間に合わせたい。
シストレを楽しみあえる仲間となら、きっと、いける。