去年年末最終出社で、それからずっと有給消化中だったが、いよいよ明日から業務委託先での仕事が開始となる。
今年のテーマである収益の3本柱(シストレ、ネットビジネス、労働)のうち、直近では比較的重みの大きな労働収入。
1ヶ月近くダラダラ過ごしていたが、しっかり切り替えていかないと。
額面で前職の5割増しの報酬をもらう契約になっているので、速攻でパフォーマンスを出さないと切られるという緊張感。
さらに、シストレやネットビジネスの準備の時間を確保するため「定時退社」も条件として突きつけたため、時間単位の仕事の密度も厳しく評価される。
ボーっとしてても給料が振り込まれる会社員時代と比較してリスキーという意見が大半だろう。
しかし、人材の流動性が今後ますます高まることは間違いなく、そうなれば収益をもたらす能力に対して適正な報酬を得るという当たり前の市場原理が働きだす。
たいした緊張感もなく明確なアウトプットも出さずに10年、20年会社にしがみつく方がはるかにリスキーであろう。
実際、前の会社は誰もが知る優良企業であるが、労基署の調査も入った追い出し部屋を業界に先駆けていち早く採用した有能な経営陣によって舵取りがなされている。
企業収益を高めるには売り上げを上げるか、経費を圧縮するかしかないので、経費の大半を占め融通の利かない固定費たる人件費をしっかりコントロールできる経営者が有能であることは論を待たない。
追い出し部屋で追い詰められた元社員が訴訟を起こして新聞の紙面をにぎわしていたため、リスクマネジメント観点での追い込み方は甘かったが。
いづれにせよ、“お前どのように収益をもたらすのか?”という問いに明確なロジックで答えられない人間は、少なくとも今後の労働市場では徹底的に買いたたかれることになる。
世知辛い世の中ではあるが、見方を変えると自分で働き方を自由に選択できる環境でもあるので、そのポジティブな面の最大活用をに目を向けてみてはいかがかな。