

先週土曜日の最後の挨拶をもって、過去教材「理論株価への収束のエッジ検証」のコンテンツ配信が終了した。
受講者の気付きや質問に対する音声回答だけで実に58本。
そのすべてに必ず有用な内容を含むよう全身全霊で答え続けた。
学習とは突き詰めると概念の拡張と深耕である。
他者よりも抜きんでた成長を望むなら、これを高速で実践し続けなければならない。
そこで考えたのが、「詐欺師回避学習法」。
やり方は簡単である。
1.学習テーマを決め、
2.そのコンテンツを作成し、
3.高いお金をいただいて、
4.テーマに沿った気付き、質問を投稿してもらい、
5.有用な情報を含有した回答を音声形式で全員に配布する
最速で概念を拡張するには、他者の視点を拝借するのが最も効率的だ。
自分の頭の中だけで考えていても既存の概念を反芻するだけで、なかなか新たな概念は獲得できない。
下手をすると、既存の狭い概念に固執する思考が強化されてしまう。
己の褊狭なトレード手法に固執するトレーダーのいかに多いことか。
今回16名の受講者から毎回合計10件以上の投稿をいただいた。
初心者からバリバリのプロという縦の軸、会社経営者からサラリーマン、専業トレーダーという横の軸の両軸で広がりを持つ16名。
この参加者達から縦横共に広い気付きや質問をいただくことで、強制的に自分の概念の外に叩き出される。
そして、そのすべての投稿に対して、投稿者のニーズに沿った回答に加え、彼らの問いに対する自分なりの方向性を提示する。
これにより、新たな概念ながら、即その場で概念深耕が実現できる。
そしてこの学習法の最大のポイントは、“高いお金をいただく”ということ。
もし内容の薄い回答を返してしまえば、詐欺師として突き上げを食らい晒し者になる。
受講者に二度と相手にして貰えないどころか、下手をするとお縄を頂戴してしまう。
この極限の緊張感が、高速で概念をサハラ砂漠のごとく拡張し、マリアナ海溝のごとく深耕してくれる。
名付けて「詐欺師回避学習法」。
灘高校の伝説の教師、橋本武氏の授業をも遙かに凌駕する学習効率を持つと自負するこの学習法。
最速の成長を真に望むのなら是非お試しあれ。