「即断即決の意思決定」
自分は若かりし無知な時分からこのことだけは心がけてきた。
己の直感を信じ、未来に獲得できるリターンと最大損失を瞬時に仮定し、期待値が高ければ蛮勇をふるって歩を進める。
「遅く決める者はただそれだけで道を誤る者だ。大成はない。」
トレードスクールの案内でも、毎回書いている平井銀次の箴言。
このメッセージが琴線に触れる者のみが、儲け話ゼロの手書きチャートの会に参加してくれる。
だから、混じりっ気なしの超高熱のメンバーだけが集う。
今回の先行出品での最終落札時刻は19時7分。
すなわち、決断までの時間は7分。
自分の感覚では、意思決定のためには途方もなく長い時間だと感じてしまう。
7分もの間、いったい何を考えていたというのか?
ウルトラマンなら2回は死んでいる計算だ。
“想定よりも高かったから少し時間をかけて検討しよう”、“判断のための情報が少ないのでもう少しみんなの様子を見てからだ”、“今バタバタしているので、少し余裕が出来てから考えたい”。
少しだけ、もう少しだけ・・・。
そうやって決断を先送りしてきたから、脳の中にもやがかかったような、体中を重量がかった空気に包まれながら、えも言えぬ倦怠感の中で生きねばならない。
自分には、そんな保留がデフォの人間に付き合っている時間は残されていないのだ。
「即断即決の意思決定」
この言葉がデフォで体に染みこんでいる9名の意思決定者よ。
諸君の期待を遙かに上回る満足を提供してみせようぞ。
松下村塾をも超えようかという熱き志士達がKeishiki氏の元に集った。
身はたとえ
武蔵の野辺に朽ちぬとも
とどめおかまし大和魂
2015年正月。
皆で黒船に乗り込む気概と勢いをもってスタートダッシュをかけよう!