FXのトレードスタイルの軸が固まる:株式トレーダーがFXに取り組む意義

FXに取り組みだして半年近くが経過。

ようやくトレードスタイルの軸が固まり、週ベースでは負けないところまでこぎ着けた。


収益の目安としては1日+10pips、週+50pips、月+200pipsあたり。

で、結果としては5月は+90pips弱で終了。


余計なトレードが多かったのと、負け方や利食いには工夫の余地があるので、+200pipsはそれほど難しくはない感触はある。

環境認識の精度向上でもやるべきことはいろいろありそうなので、結構楽観的にみている。


とはいえ、目標に関しては週次でプラス側に収束させるくらいの気持ちを持つくらいで、とにかく目先のトレードに集中する“ワングッドトレード”を常に意識したい。


FXの場合、負け側を想定内に抑えることができれば、pipsは1日10pipsもあれば十分。

最大損失が見えているので、あとはロットを入れて収益をコントロールすればいい。


収益目標としては、まずは入会している会員制サービスで推奨されている専業の目標である月次200万を見据える。

ここから逆算すると、200pips×100万通貨で届く。


今使っているFX業者であるヒロセ通商は2000万通貨まで建てられるので、100万通貨のトレードであればきちんと約定するだろう。

一応上場企業でもあるので、この程度のロットであれば意図的なスリップやグレーアウトなど露骨な嫌がらせはないのではないかな。


まあ、この前チャート上でついていないプライスで逆指値に引っかかってイラっと来たことはあったが、問い合わせると、まあ納得のいく返事が即座に帰ってきたので、そういうものかと堪えた。


日経平均先物、株、FXと、一通り収益化の仕組みを作ってきて感じたのは、初心者であればFXから入るのがいいのではないかということ。


FXは前2者と比較して圧倒的な流動性があることから、群集心理が素直にチャートに現れる。

すなわち、S/N比が良好なため、高い割合でいいトレードをすれば利益、わるいトレードをすれば損のフィードバックを受けられる。


これが株だと、いいトレードをしても損が出たり、わるいトレードをしても利益が出たりする割合が高い。

ここが初心者が路頭に迷うポイント。

機械学習でいうところの教師信号の質が低いので、自分の取り組みに自信が持てなくなる。


まあ逆に、株で自分なりのスタイルを確立すれば、参入障壁が高い分、長期にわたって同じシステムで利益を出し続けられるともいえるのだが。


それ以外には、憶える知識の量が格段に少ないので、一通りの基礎を知識として取り入れれば、あとは時間をかけトレーニングによって深堀りするだけ。

憶えるべきは基本的なテクニカルと環境認識、時間帯管理、通貨ペアの連動性くらい。

あとは指標発表や要人発言などに注意するくらいでいい。


ということで、株でカオスな状態に陥っている方は、一度リハビリを兼ねてFXに取り組んでみてはいかがかな。

株よりも良質な教材が有料、無料でいくらでも手に入るので、直感的にピンと来たトレーダーの手法を徹底的に学び、そして実践を繰り返せば見えてくるものがあると思うぞ。


では、2017年後半戦も、お互いに学び多き日々にできるよう精進していこう!