己の相場観という最強システム:優位性確保と至福追求の合一のための新聞活用法

今は朝早起きして近くのコンビニに新聞を買いに行くのが日課だ。

日経は当然として、あとは発行部数の大きい読売と朝日の3誌。

新聞は上京して独り暮らしを始めてから一度もとったことがないので、広い紙面をめくるのもなかなか慣れない。


個別銘柄の記事を中心に、その見出しをエクセルに入力し、当日の判断に使用する。

このニュースがどのように読者に認識され、刺激を与え、売買に影響するのか。

仮説を立てた後、日中の値動きを観察してフィードバックを得る。


最近重要だと思ったのが、個別銘柄の記事だけでなく、それ以外の相場観を形成する記事だ。

今日でいえば、3誌とも日経平均が15年ぶりの高値を付けたことを一面に持ってきている。

日経、朝日、読売新聞

日経新聞だけだと、比較的投資に対するリテラシが高い人が読んでいるため既知の事実であるが、一般誌の読者は新聞でその事実を知ることも多いだろう。

塩漬けにしておいた株が利益勘定になっている投資家も増えてきており、市場で売買する人間の質も、これを機に様変わりしてくるはず。


いわゆるレジームのスイッチを押すべきタイミングが来たことを、一般紙は語ってくれる。


あとは、商品市場の動向や、中東をはじめとした政治情勢、”マイナンバー”や“水素”、“ウェアラブル”などの、旬のキーワードにも体にしみこませるように目を通す。

これらのキーワードと併記された銘柄は、大した材料でなくても仮需が群がるため、当日の値動きが荒くなる。


これらは時代とともに移り変わるため、常にアンテナを張って感覚を磨き続ける必要がある。

一度構築したトレードシステムを淡々と運用するスタイルとは真逆な考え方だ。


だが、そういった情報に敏感に反応する自分自身を構築できれば、どんな相場が来ようとも対応できる。

システムが機能しなくなったり、ドローダウンの期間がいつまで続くのか、解決できない悩みに神経をすり減らすよりも、アンテナに質の高い情報を毎日ひっかけていく方が数倍楽だ。


そして、知らない世界を知る楽しみを毎日感じられる。

検証ツールのボタンを連打してプロフィットファクターを0.1引きあげる自己満足の作業では絶対に得られない至福の感覚。


既に終了した過去教材で、プログラミングや自動化について投稿してもらった内容で印象に残っていることがある。

その方は、“こんな楽しい作業を機械にやらせるのはもったいないです!”と語っていた。


そう、あるべき論を説いているのではなく、純粋に楽しさの選択の先に出会えたのが今のスタイルなのだ。

明日もまた、新聞のインクの匂いとともに上質な一日が始まるな。


【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重:75.3kg
食事:朝:チョコ3粒 昼:ココア1杯 夜:春雨サラダ、こんにゃく1個、糸こんにゃく1袋、パスタ半皿
運動:腹筋:20回×3セット 腕立て伏せ:20回×3セット

連日の記録更新。
が、まだまだお腹周りにたっぷり脂肪が付いているので、70kg前後が理想の体重なのだろう。