トレードスクール第六期第二講終了



本日はトレードスクール第六期第二講。

カウンセリングも始まり、個々人の事情を斟酌しながらアドバイスも実施。


トレードスキルの高い生徒、試行錯誤中の生徒、これからの生徒、レベルは様々だが、各々に課題を抱えている。

傍目からは羨ましいくらいの実績を収めていて、向上心にあふれているように見えても、それゆえの悩みは根深く大きい。

人とは、どのステージにいても終わることなき山を登っていかなければならないのだと彼らとの対話の中で実感する。


生徒のレベルの差異を感じるにつけ、どのような授業を展開すべきか、毎回悩ましいところだ。

興味関心を引きつつ、本質的な部分を押さえ、それでいてきちんと収益を得られるシステム構築に向けて有意味なレクチャーとは何か、考え抜く。


今回はデータの認識の重要性を中心に話してみたが、果たして伝わっただろうか。

自分のスタイルは、事例ベースの抽象度の高い領域から、回を追うごとに個別具体的な内容に変化させていく。

初動で具体的すぎる内容にしてしまうと、その個別的な内容に意識がアンカーリングされてしまうことを恐れるからだ。


広い領域からフォーカス&ディープ。

即時性の高い儲かるシステムを提供することが業界のスタンダードなだけに、この展開に生徒は戸惑うかもしれない。

そこはもう、信じてくれとしか言いようがない。


前回も告知したように、システム構築の素材は、現在自分が現役で使用しているシステムのひとつを公開する。

それにより自分のトレードのパフォーマンスにネガティブな影響が出るかもしれない。

それでも、真剣に向き合ってくれる生徒には自分もきちんと身を削るべきだと判断した。


無駄なことは一切しゃべっていないつもりだ。

だから、一言一句の意味を自分なりに深く考えてほしい。

即時的に理解できる内容は即時的に頭から消えていく。

考え抜いて自分の腑に落とすことが重要だ。

それが、長いシステムトレード人生を生き抜く力になる。


では、次回は夕凪さんとの座談会もあるので、刺激的な話を肴においしいお酒を飲めるよう、2週間しっかり宿題をこなそう!