充電期間の10月を終え、新しい会社での取り組みがスタートした。
今は戦略の骨子を組み立てながら、従業員のヒアリングや関係会社とのコネクション作りなど、事業立て直しに向けた基礎的環境を整備している最中。
想像通り、長年蓄積してきた課題や力学的に難しい状況、そもそも事業として成立するのかの疑問など、様々な闇が見えてきた。
が、これも想定の範囲内。
自分がいてもいなくても勝手に儲かる筋肉質な企業ではなく、自分の力量で事業収益が左右される環境を求めれば、必然的にこういう状況になることは覚悟していた。
ただ、事前に考えていたほど人間関係の闇は深くないという印象はある。
まず社長は全面的に自分の提案に乗ってくれる。
成功に向けたロードマップを長年描けなかったこともあり、「渾身流リバイバイルプラン」にすべてを賭けてくれる気配あり。
次に従業員だが、ヒアリングの感じだと8割方の社員はまだ魂は死んでいない状態だ。
数名はすでに身の振り方を考えているようだが、今まで働いてきた会社も常時2割程度の新陳代謝は起こっているので、それほど悲観的には考えていない。
キーマンは特定しており、気骨のある若者も数名いるので、彼らをドライバに組織系統を構築していこう。
ただ、給与水準がそれほど高くない会社なので、スキルレベルはこれまで在籍した上場企業の社員からは多少落ちる印象。
とはいえ、業務フローを改善し、組織力を高めれば一段上の水準のアウトプットを出せるくらいまでは持っていけるだろう。
そして、関係会社も可能な範囲ではあるが応援してくれる雰囲気もある。
古い企業が多いので、いろいろ難しい調整がある中、最大限こちらからの提案を社内に通してくれるよう働きかけてくれる。
正直独力での立て直しは厳しいので、彼らの助力はとてもありがたい。
といった感じで、まだジョインして数日しかたっていないが、10月中に読み込んだ戦略経営の神様元ミスミG社長三枝匡氏をイメージしながら、一気に業績回復を狙う成功イメージを持って仕事にあたっている。
そして何より、自分でビジョンや戦略を描き、組織をこの手でコントロールする仕事はこの上なく楽しい！
自分のトレードの師匠が常に語りかけてくれた「ポジションのアンダーコントロール」を今、実感をもって感じている。
自分で自分をコントロールする・・・
これはサラリーマンだから無理で、フリーランスや起業家だから可能という話ではない。
誰しも社会性を保ちながら生きるのであれば、多くの制約を課せられるのは必然。
そのがんじがらめの制約の中でも、自分の生き方を見定め、可動域を広げる努力を続け、幅広い知識を蓄積し続ける日々の能動的な営みこそがアンダーコントロールな状態であり、最終的に手にする「自由」につながるはずだ。
もし何らかの機会で読者の皆さんと語り合える機会ができたなら、そんな真の「自由」を体現している渾身を是非リアルタイムでお見せしたい。
最速は叡智結集参加者メンバー限定のオフ会かな？
さあ、数年来の高値を一気にブレイクし、テンバガー銘柄を自分の手で作り上げる世界初のシステムトレーダーに向けて全速前進！
